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先輩・大迫のように。横浜FM内定CB生駒「鹿児島城西の卒業生として、自覚と誇りを持って活躍しないといけない」

ゲキサカ / 2017年11月28日 20時10分

 敗退が決まると、生駒はその場にうずくまって号泣した。それでも高橋に声をかけられると、必死で応えようとしていた。止まらない涙は、試合が終わっても変わらなかった。ロッカールームから引き上げる時、生駒の声はかすれていた。

「選手権で勝つためにここまでやって来たので、悔しいです…。自分の代で連覇を止めてしまったことが本当に申し訳ないです…」

 仲間を鼓舞し続けた喉から、必死に言葉を絞り出していた。涙を浮かべる中、話が高橋について及ぶと、少しだけ表情が緩んだ。

「本当にあいつは凄い奴です。戦っていて、凄く楽しかった…。選手権で頑張って欲しいです」。

 悔しい思いの中にも、親友に対するエールは忘れなかった。もちろん、自身の高校サッカーはこれで終わった訳ではない。後輩達が来季もプリンスリーグで戦えるように、残り試合を全力で戦わなければならない。最後にキャプテンとして責任ある結果を果たすべく、そしてその後のステージで花開くべく、彼に立ち止まっている暇は無い。

「絶対に残留をさせて、来年はマリノスで鹿児島城西の卒業生として、自覚と誇りを持って活躍しないといけないと想っています。偉大な先輩である大迫勇也選手のように。でも大迫選手はまだまだ遠い存在なので、少しでも近づけるように頑張っていきたいと思います」。

(取材・文 安藤隆人)▼関連リンク
●【特設】高校選手権2017

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