「体の動く今」故郷・長崎へ移籍…FC東京DF徳永「楽しみではあるけど寂しい」
ゲキサカ / 2017年12月2日 20時37分
[12.2 J1第34節 FC東京0-0G大阪 味スタ]
在籍14シーズン、引退する石川直宏とともにFC東京のレジェンドがまた1人チームを去る。
DF徳永悠平は国見高(長崎)で2年時と3年時で選手権連覇を達成、2002年に早稲田大に進学したが、特別指定選手として在学中の2003年にJデビューをはたすと、以来14年にわたってFC東京でプレー。プロ契約した2006年以降は、今季を除くすべてのシーズン(J2含む)で30試合以上に出場、J1で359試合出場はクラブ史上最多記録となる。
そして来シーズン、J1に初昇格をはたした地元・長崎へと活躍の場を移す。「クラブからの遺留もあった」と言うが、「故郷の長崎のサッカー界を盛り上げ、活性化させていきたい思いも強く、体の動く今、このタイミングでの移籍を決断するに至りました」と試合後のセレモニーで移籍への想いを告げると、サポーターからは拍手が沸き起こった。
「このチームしか知らないので、当たり前のことが多すぎてちょっと想像できないですね、これから先が。環境が変わっていくっていうのは楽しみではありますけど、寂しい気持ちもあります」。勇気の要る決断だった。
FC東京でやり残したことはある。在籍中に2004年と2009年にナビスコ杯(現ルヴァン杯)、2011年に天皇杯と主要タイトルを獲得してきたが、J1のリーグタイトルだけは届かなかった。「1番はリーグ戦で優勝できなかったことが悔いが残っているので、FC東京にこれから先リーグ戦でタイトルを取ってほしいし、自分も次のチームでタイトルにチャレンジできるようにがんばっていきたいです」。アテネとロンドン、2度の五輪出場経験を持ついぶし銀のDFは、“古巣”へとエールを贈り新天地へと旅立つ。
(取材・文 奥山典幸)
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