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出場校チーム紹介:一条(奈良)

ゲキサカ / 2017年12月28日 8時41分

一条高は今冬、同校の歴史をまた塗り替えるか

第96回全国高校サッカー選手権

一条高(奈良)
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一条高写真ニュース
画▼全国大会日程
2回戦 vs.桐蔭学園高(神奈川)■出場回数
2年連続8回目■過去の最高成績
3回戦進出(16年度)■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場7回■監督
前田久■主将
DF生成光(3年)■今季成績
[総体](全国1回戦敗退)
県決勝 2-2(PK5-3)生駒高
全国1回戦 0-1 日大藤沢高(神奈川2)
[リーグ戦]
奈良県1部リーグ優勝(14勝4分)■予選成績
2回戦 4-0 東大寺高
3回戦 7-1 天理高
準々決勝 3-0 五條高
準決勝 2-0 橿原高
決勝 2-2(PK5-4)奈良育英高■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-1-3-2]

    竹島玲太  相坂恭杜

藤武駆    石川航大    中井一尭

       川崎航太
山原琢夢            猪股智也
    酒本哲太  奥井瑞樹
       
       古川裕斗

[レポート] 
 奈良の名門対決は先行する奈良育英高を一条が追う展開となった。前半2分、左サイドからクロスを受けたFW山川智也(2年)がターンしながらの右足シュートを決めて奈良育英が先制する。対する一条は直後の5分、DF山原琢夢(3年)が右足FKを右ポストに当てながらもねじ込んで同点に追いつく。だが、その後はサイド攻撃からチャンスを作りながらも、2点目を奪うことができない。すると後半26分、奈良育英は右クロスをコントロールしたエースFW奥村空(3年)がDFを外して勝ち越しゴールとなる右足シュート。一条は追い詰められたが、それでもアディショナルタイムに再び追いつく。MF堀之内優輝(3年)が強引に上げた左クロスのこぼれ球をMF中井一尭(3年)が右足でゴールに突き刺した。試合は2-2のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦へ。5人全員が成功した一条は、後攻・奈良育英5人目のシュートをGK古川裕斗(3年)が左へ跳んで止めて2連覇を達成した。
MOM:DF山原琢夢(3年)
「同点FKを決め、“代役主将”の役割も全う。大会MVPに」
■チーム紹介
昨年、初の16強。今年はその記録を「超える」
 地元開催だった09年のインターハイで8強入りしている奈良の強豪校だが、選手権ではこれまで2回戦の壁を破れずにいた。だが、昨年度の選手権で山形中央高(山形)に1-0で勝利して初の2回戦突破。3回戦では佐野日大高(栃木)にPK戦で敗れたものの、2度のビハインドを追いつくなどたくましい戦いぶりを見せている。その姿を目の前で見ていた現3年生たちの目標はベスト8以上だ。
 今大会の組み合わせ抽選会でDF生成光主将(3年)は「去年のベスト16という成績を超えられるようにしっかり頑張りたい」と宣言。17年は奈良県内の公式戦を無敗で終えた。運動量とテクニックを併せ持つボランチ、MF川崎航太(3年)やエースストライカーのFW竹島玲太(3年)をはじめ、全員でボールを動かして相手の守りを広げ、MF中井一尭(3年)や左SB山原琢夢(3年)を軸とした両サイドからの崩しが特長。選手権予選では大黒柱の生成が負傷で欠場する中、守備陣の健闘もあって勝ち上がり、決勝戦でも2度のビハインドを跳ね返す力強さを示した。ずば抜けた選手はいないものの、まとまりがあり、彼らが真面目にコツコツとやるべきことを続けられることも強み。特に守備面をさらに高めて全国に臨む。■県予選取材記者(森田将義氏)注目選手
成長著しい緑の壁
DF酒本哲太(3年)
「183cmの高さを活かした競り合いの強さが売り。今年に入ってからの成長が著しく、予選では主将DF生成光の不在を感じさせない働きを見せた」

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