出場校チーム紹介:山梨学院(山梨)
ゲキサカ / 2017年12月27日 14時13分
第96回全国高校サッカー選手権
山梨学院高(山梨)
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画▼全国大会日程
1回戦 vs.米子北高(鳥取)■出場回数
2年連続6回目■過去の最高成績
優勝(09年度)■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場4回■監督
安部一雄■主将
FW加藤拓己(3年)■今季成績
[総体](県準優勝)
県決勝 2-3(延長)帝京三高
[リーグ戦]
プリンスリーグ関東5位(8勝3分7敗)
[関東大会予選](県8強)
県準々決勝 0-1 北杜高
[新人戦](県3位)
県準決勝 1-2(延長)帝京三高
■予選成績
3回戦 7-1 都留高
準々決勝 5-0 東海大甲府高
準決勝 2-0 日本航空高
決勝 4-1 帝京三高■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-4-2]
加藤拓己 宮崎純真
天野菖梧 野村海
増村有哉 平松柚佑
森田和樹 天野祐介
山田恵大 西澤俊
大嶌宏汰
[レポート]
インターハイ予選決勝の再戦。前回、帝京三高に2点差をひっくり返されて敗れている山梨学院が試合開始直後に先制する。前半3分、DFラインの背後へ抜け出したFW宮崎純真(2年)が右足でゴールへ流し込む。さらに13分には右クロスのこぼれ球をMF野村海(2年)が左足シュート。これはDFにブロックされたものの、こぼれ球を野村が自ら左足で押し込んで2-0とした。前線からの果敢な守備でボールを奪う山梨学院はGK大嶌宏汰(3年)のファインセーブもあって2-0で試合を折り返す。山梨学院は、後半も8分にMF天野菖梧(3年)が左サイドからコントロールショットを決めると、21分には左CKからFW加藤拓己主将(3年)のヘディングシュートのこぼれ球を天野が押し込んで再びゴール。帝京三も試合終了間際にMF平田和也(2年)が左足シュートをゴール右隅へねじ込んで1点を返したものの、山梨学院が4-1でリベンジを果たした。
MOM:MF平松柚佑(1年)
「セカンドボールを次々と回収。勝ち気な性格も魅力のボランチだ」■チーム紹介
“超強力2トップ”中心に勢いある攻守で頂点へ
県予選は準決勝、決勝で押し込まれる時間帯、失点してもおかしくないようなシーンがあり、完勝だった訳ではない。それでも、苦しい試合展開でもGK大嶌宏汰(3年)やCB山田恵大(3年)を中心にリードを許さず、逆に相手を突き放すなど、チームは強さと成長を示す戦いぶりを見せて2連覇達成。17年初となるタイトルを獲得した。
インターハイ予選は日本高校選抜候補のFW宮崎純真(2年)が負傷離脱中で、U-18日本代表の超パワフルストライカーFW加藤拓己主将(3年)も怪我明けで本調子ではなかった。2-0から受けに回ってしまった決勝戦(帝京三高)で逆転負けを喫したが、“超強力2トップ”の復調によってチーム全体的に前へ勢いが増し、2年生アタッカーのMF野村海や1年生MF平松柚佑もエネルギッシュな動きでチームを活性化。選手権予選直後のプリンスリーグ関東でも接戦で勝ち切る強さを見せている。昨年からのレギュラーSB森田和樹(3年)や県決勝2発のMF天野菖梧(3年)、守護神・大嶌宏汰(3年)ら、他にも実力派たちの名が並ぶチームは「もう一度日本一に」(加藤)という目標を本気で狙いに行く。MF碓井鉄平(現長崎)らを擁し、初出場初優勝を果たした09年度の再現へ。守備面などをより高めて、全国に臨む。■県予選決勝取材記者(川端暁彦氏)注目選手
“空飛ぶマッチョ”
FW加藤拓己(3年)
「頑健なボディと確かなゴールセンスでペナルティーエリアを制圧するU-18日本代表FW。大迫勇也の記録超えと頂点を目指す」
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