出場校チーム紹介:中京大中京(愛知)
ゲキサカ / 2017年12月28日 7時15分
第96回全国高校サッカー選手権
中京大中京高(愛知)
チーム紹介&注目選手↓
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画▼全国大会日程
1回戦 vs.長崎総合科学大附高(長崎)■出場回数
2年ぶり16回目■過去の最高成績
8強(11年度)■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場20回、同準優勝1回(86年)■監督
岡山哲也■主将
MF本山遊大(3年)■今季成績
[総体](全国1回戦敗退)
県決勝L 2-0 大同大大同高
県決勝L 3-1 東邦高
県決勝L 3-0 名経大高蔵高
全国1回戦 0-2 真岡高(栃木)
[リーグ戦]
プリンスリーグ東海9位(5勝2分11敗)
[新人戦](県優勝)
県決勝 1-0 名古屋高
■予選成績
2回戦 5-0 大成高
3回戦 3-0 三好高
準々決勝 5-3 中部大一高
準決勝 1-0 岡崎城西高
決勝 1-0 東海学園高■都道府県予選決勝布陣図&レポート
[4-4-2]
藤井凱斗 鎌田蓮
本山遊大 井村早良
川村倫太郎 藤原遼
岩井響 松原亮平
神津景斗 大角凱斗
吉田ディアンジェロ
[レポート]
4年ぶりの全国大会出場を狙う東海学園高との決勝戦。東海学園にややペースを握られていた中京大中京だったが前半24分、中央から右サイドへ展開すると、SB松原亮平(3年)が思い切った仕掛けからクロスを上げる。これをファーサイドのFW鎌田蓮(3年)が頭で合わせると、ポストを叩いたシュートのこぼれ球を今大会初出場のFW藤井凱斗(3年)が体ごと押し込んで先制した。対する東海学園は後半、FW秋山陽一朗(2年)の決定的なシュートを中京大中京GK吉田ディアンジェロ(2年)に阻まれてしまうなど同点に追いつくことができない。中京大中京GK吉田、東海学園GK大平龍斗(3年)中心に、互いにゴール前の集中力高く、球際での激しい攻防戦に。中京大中京は試合終了間際にも決定機を作られたが、全員で守りきり、1-0で勝った。
MOM:GK吉田ディアンジェロ(2年)
「アメリカ系の注目守護神が後半4分、17分のピンチでビッグセーブ。チームを救う」■チーム紹介
主将復活が起爆剤に
初戦敗退したインターハイでは怪我のために不在だった精神的支柱・MF本山遊大主将(3年)の復活が大きい。推進力あるドリブル、運動量を武器とする10番が戻ってきたことで司令塔のMF棚瀬亮(3年)、テクニシャンのMF井村早良(3年)とMF田邉隆平(3年)、高さと強さが武器のFW鎌田蓮(3年)らによる攻撃のバリエーションが増え、チームの守備も引き締まった。県大会では苦しい戦いが続いたが、県大会新人賞のCB神津景斗(1年)とベストイレブンのCB大角凱斗(3年)、アメリカ人の父と日本人の母を持つGK吉田ディアンジェロ(2年)を中心とした守備陣の奮闘、また安定感もあって、準決勝、決勝はいずれも1-0で完封勝利。愛知を代表する強豪は16回目となる選手権切符を掴んだ。
現在チームの指揮を執る岡山哲也監督が高校3年時の91年度選手権で初の3回戦進出。その後、FW伊藤翔(現横浜FM)やFW宮市亮(現ザンクト・パウリ)を擁して注目された時代もなかなか塗り替えることができなかった記録は、FW宮市剛(現MIOびわこ滋賀)が1年生ストライカーだった11年度に8強進出という形で塗り替えられた。後輩たちはその記録を超え、全国制覇を達成することが目標。まずは長崎総合科学大附高(長崎)との初戦から始まる激戦ブロックを勝ち抜く。■県予選取材記者(川端暁彦氏)注目選手
背中で引っ張る主将
MF本山遊大(3年)
「『自分の武器は運動量と球際』と語る中京大中京のエンジン。その熱いプレーは周囲の選手の士気をも高める」
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