酒井宏フル出場も南野に出番来ず…マルセイユはスコアレスドローも2位確定で決勝T進出
ゲキサカ / 2017年12月8日 7時21分
[12.7 ELグループリーグ第6節 マルセイユ0-0ザルツブルク]
ヨーロッパ・リーグ(EL)は7日、グループリーグ第6節を行った。グループIは日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユ(フランス)がホームでMF南野拓実所属のザルツブルク(オーストリア)と対戦し、0ー0でドロー。マルセイユは2位を確定させてグループリーグ突破を確定させた。酒井は公式戦3試合連続でフル出場。南野はベンチスタートでそのまま出番は回ってこなかった。
マルセイユはグループリーグ5試合を終えて2勝2敗1分で2位に位置しており、この試合を引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出を決められる。サイドバックの人材が少ないため、本来は右サイドバックが主戦場の酒井は左サイドバックで起用された。
一方、ザルツブルクは3勝2分で首位に位置しており、グループリーグ突破はすでに確定。右膝の負傷から復帰後、公式戦12試合3ゴール3アシストとコンスタントに結果を残している南野だが、この試合はベンチスタートとなった。
前半はともに枠内シュート0本で終えると、後半から少しずつチャンスをつくり始める。マルセイユは後半3分、PA右手前付近からMFマキシム・ロペスが右足を振り抜くが、ゴール左外に流れた。ザルツブルクは同34分、MFバロン・ベリシャがPA手前から右足ミドルで狙うが、弾道はゴール左外へと逸れていった。
後半38分にマルセイユが決定機を迎える。同24分に投入されたFWディミトリ・パイェが攻撃を構築してPA内にスルーパスを送ると、同31分に投入されたFWバレール・ジェルマンがPA左に進入していく。ジェルマンは左足で狙いすましたシュートを放ち、ボールは相手GKの股下を通りかけたものの途中で防がれた。
後半で互いにシュート数は増えたものの、決定機は少なく試合は0-0で終了。他会場のビトーリア・ギマランエス(ポルトガル)とコンヤスポル(トルコ)の試合も引き分けに終わったため、マルセイユの2位が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。
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