出場校チーム紹介:前橋育英(群馬)
ゲキサカ / 2017年12月27日 12時13分
第96回全国高校サッカー選手権
前橋育英高(群馬)
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画▼全国大会日程
2回戦 vs.初芝橋本高(和歌山)■出場回数
4年連続21回目■過去の最高成績
準優勝(14、16年度)■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校選手権4強4回(98、99、01、08年度)、全国高校総体出場14回、同優勝1回(09年)、同4強3回(04、14、17年)■監督
山田耕介■主将
MF田部井涼(3年)■今季成績
[総体](全国4強)
県決勝 2-0 前橋高
全国1回戦 7-0 三重高(三重)
全国2回戦 3-1 東海大相模高(神奈川1)
全国3回戦 3-1 青森山田高(青森)
全国準々決勝 1-1(PK4-2)京都橘高(京都)
全国準決勝 0-1 流通経済大柏高(千葉1)
[リーグ戦]
プリンスリーグ関東1位(10勝3分5敗)
[関東大会予選](県準優勝、関東Bブロック優勝)
県決勝 1-1(PK7-8)前橋商高
関東B決勝 0-0(PK5-4)正智深谷高(埼玉)
[新人戦](県優勝)
県決勝 4-0 前橋商高
■予選成績
1回戦 3-0 伊勢崎商高
準々決勝 2-0 高崎高
準決勝 4-0 前橋商高
決勝 1-0 桐生一高■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-4-2]
榎本樹 飯島陸
秋山裕紀 田部井悠
塩澤隼人 田部井涼
渡邊泰基 後藤田亘輝
角田涼太朗 松田陸
湯沢拓也
[レポート]
前橋育英が県内のライバル・桐生一高を1-0で破り、4連覇を達成した。前半は前橋育英ペースで進んだ。しかし、26分に作った決定機をFW飯島陸(3年)が決めきれないなど、スコアレスで折り返す。後半は一転、桐生一高が勢いよく試合に入る。だが、25分にFW田中宏武(3年)が迎えたGKとの1対1が前橋育英GK湯沢拓也(3年)のビッグセーブに阻まれるなど、こちらも決定力を欠く。0-0のまま延長戦突入も考えられた後半40分、ついに均衡が破れる。前橋育英はMF塩澤隼人(3年)がゴール前に浮き球を送ると、MF田部井悠(3年)が反応。「延長は考えていなかった」という田部井悠が、ワントラップから冷静に右足でゴールネットを揺らし、決着をつけた。
MOM:MF田部井悠(3年)
「後半終了間際、絶妙トラップから劇的決勝点」■チーム紹介
「0-5」の無念、決勝で晴らして初Vを
昨年度の選手権で2度目の決勝進出。だが、決勝では青森山田高(青森)に0-5という大差で敗れ、非常に悔しい幕切れとなった。今年は高い攻撃力を持つ日本高校選抜左SB渡邊泰基(3年、新潟内定)、毎試合アベレージの高いプレーをするCB角田涼太朗(3年)と抜群の身体能力を誇るG大阪内定CB松田陸(3年)のU-18日本代表CBコンビ、攻撃的な右SB後藤田亘輝(3年)の4バック、そして日本高校選抜FW飯島陸(3年)、県予選決勝V弾のMF田部井悠(3年)と昨年度決勝で先発した6人を残し、田部井悠の双子の弟で注目レフティーのMF田部井涼主将(3年)、GK湯沢拓也(3年)がチームの柱へ成長。加えて、全国屈指と言えるほどの選手層の厚さ、チーム内競争からインターハイで得点王を獲得した2年生FW榎本樹らが台頭してきている。
怪我で主力を欠く試合もあったが、各大会で力を示すチームはインターハイの3回戦で青森山田に3-1で雪辱。そして準決勝まで勝ち上がり、プリンスリーグ関東では優勝した。そして選手権予選は無失点優勝。だが、彼らはもちろん満足していない。目標は選手権全国決勝、埼玉スタジアムで「0-5」の悔しさを晴らすこと。全国初戦では初芝橋本高(和歌山)と対戦する。まずはMF鈴木徳真(現筑波大)らを擁し、決勝まで勝ち上がった14年度大会と同じ対戦相手突破に集中し、雪辱の舞台まで一戦一戦勝ち上がる。■県予選決勝取材記者(編集部・児玉幸洋)注目選手
V候補・前橋育英の心臓
MF塩澤隼人(3年)
「攻守でタクトを振るうマエストロ。バランスを保ちながら、効果的な攻撃参加を試みる。県決勝でのアシストはお見事」
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