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北朝鮮は決定機生かせず…熊本FW安柄俊「もったいない」

ゲキサカ / 2017年12月10日 10時26分

シュート数では北朝鮮が日本を上回った

[12.9 E-1選手権 日本1-0北朝鮮 味スタ]

 シュート数で日本代表を上回るなど、特に後半は北朝鮮代表の時間帯が続いたが、チャンスを生かすことができなかった。前半26分、後半24分、後半38分とFWチョン・イルグァンが決定的なシュートを放ったが、いずれもGK中村航輔がビッグセーブ。最後まで日本ゴールをこじ開けられなかった。

 北朝鮮の10番を背負うFW安柄俊(熊本)は後半32分から途中出場。「アップしながら見ていて、決定機の数もこっちのほうが多かった。相手キーパーのいいセーブがあって、どっちに転ぶか分からない試合だったのでもったいないなと思います」。個人としてもシュート0本に終わり、「ゴールに絡む仕事ができず、チームも負けてしまったので自分としても残念」と肩を落とした。

 ゴール裏に陣取った北朝鮮応援団から熱い声援を受け、「在日のみなさんがたくさん応援に来てくれて、声援が力になった」と感謝した安柄俊。日本を苦しめた試合内容には手応えを感じながらも、「勝ちにつながったら最高だった」と悔しさをにじませ、「内容的にはいい面がたくさん出た。残りの2試合で結果を残したい」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 佐藤亜希子)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ

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