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今シーズン最終戦に向けて…浦和MF長澤「頭を切り替えてやっていきたい」

ゲキサカ / 2017年12月11日 5時27分

浦和レッズMF長澤和輝(写真は12月8日のもの)

 初戦のピッチに立つことはなかった。9日に行われたクラブW杯準々決勝アルジャジーラ(UAE)戦、浦和レッズMF長澤和輝はベンチから試合を見守り続けた。

「最後の攻撃のバリエーションを増やしたかった」とアルジャジーラ戦後の記者会見で堀孝史監督が明かしたように、指揮官は日本代表にも名を連ねる長澤起用せず、MF矢島慎也を先発としてピッチへと送り込んだ。ベンチから戦況を見つめていた長澤は、チームが後半7分に先制を許したこともあり、「負けていたので、出たらゴールに迫るプレーが必要だった」と自身がピッチに立った際のイメージを膨らませていたようだが、最後までピッチに立つ機会は訪れなかった。

「ボールを支配している回数は多かったけど、点につなげることができずにカウンターでやられてしまった。相手はああいう形くらいしかなかったと思うので、思惑通りにやられてしまったと感じた」

 2日後にはウィダード・カサブランカ(モロッコ)との5位決定戦が行われる。浦和にとってクラブW杯最終戦、そしてシーズンを締めくくる大事な試合となる。「今シーズンの本当に最後の試合になる。頭を切り替えて勝利に向けてやっていきたい」とシーズン最終戦での必勝を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)●クラブW杯2017特集

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