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なでしこ猶本先発も不完全燃焼…無念の前半のみで交代、代えられる感覚「もちろんあった」

ゲキサカ / 2017年12月12日 0時17分

先発したMF猶本光だったが、前半のみで途中交代となった

[12.11 E-1選手権女子 日本1-0中国 千葉市蘇我球技場]

 E-1選手権第1戦の韓国戦は出番のなかったMF猶本光(浦和L)だが、第2戦の中国戦では先発で出場。しかし思うようなパフォーマンスが出せず、前半のみで無念の途中交代になった。

 日本女子代表(なでしこジャパン)は、韓国戦からは先発メンバー4人を変更。GKとDFラインに変更がなかったため、中盤より前が大きく変わることになった。

 そしてより大きな変更はシステム。初戦では4-4-2だったシステムを、4-1-4-1に変更。猶本は「あまりやったことがない」4-1-4-1の2列目の真ん中で出場。猶本が前、MF阪口夢穂が下がり目にポジションを取ることで、バランスをとった。

 だが思うようにボールに触れることが出来ない。ボールを受けに行こうともしたが、自分が下がることで「後ろが重たくなっちゃう」ことを懸念したという。「そこはギャップで我慢しながらという感じでした」。

「後半は前目の選手を入れるんだろうな」と感じており、その交代選手が自分だという感覚も「もちろんあった」という。「引き出しを増やしながら、コンディションは良いので続けて行きたい」と前を向いた猶本。「次は北朝鮮に勝つしかない。チーム全員で戦って、優勝したいなと思います」とまずは今大会の優勝だけを見据える。

(取材・文 児玉幸洋)●EAFF E-1選手権2017特集ページ

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