小林悠&昌子が代表初ゴール!!日本は中国撃破で2連勝
ゲキサカ / 2017年12月20日 12時55分
中国は後半開始から2人を交代。後半12分、途中出場のMFジャン・ウェンジャオのスルーパスにFWユー・ダーバオがPA内に抜け出すが、右足のシュートは至近距離で東口が体を張って抑えた。その直後にもDFフー・フアンの突破からマイナスのパスをフリーで受けたFWウェイ・シーハオが右足を振り抜いたが、大きくクロスバーを越えた。
ヒヤリとさせられた日本。後半20分、植田が右サイドをオーバーラップし、伊東とのワンツーで深い位置までえぐってグラウンダーの高速クロスを入れたが、味方には合わなかった。井手口も果敢にミドルシュートを狙うが、ゴールの遠い日本。同30分には2枚目のカードを切り、伊東に代えてFW川又堅碁を投入した。
川又はセンターフォワードの位置に入り、小林が右サイドへ。後半37分には最後の交代枠で土居に代わってFW阿部浩之が入った。すると同39分、日本がついにゴールをこじ開けた。川又の左足シュートが相手選手に当たったこぼれ球に小林が詰める。一歩早く相手GKが体に当てたが、ゴールライン方向にこぼれたボールを追いかけた小林が振り向きざまに左足でシュート。これが無人のゴールに吸い込まれた。
今季のJリーグでMVP&得点王に輝いた小林のA代表初ゴールが値千金の先制点。後半43分には昌子が約40mの距離から右足でロングシュートを叩き込んだ。スーパーゴールの昌子も代表初ゴール。後半アディショナルタイム、中国はジャン・ウェンジャオがPA内で山本に倒され、PKを獲得すると、これをユー・ダーバオが決めて1点を返した。試合は直後にタイムアップ。2-1で勝った日本は2連勝で勝ち点を6に伸ばし、首位をキープした。
(取材・文 西山紘平)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ
・ハリルを振り向かせた!代表初弾の小林悠は「次への候補に入る」
・昌子の驚愕ロング弾にハリル「クリアしたいと思ったのかな」
・まさかの右SBにも縁?植田「早く出たい出たいと」3年待った代表デビュー
・主将を固辞した今野を称えるハリル「UAE戦のような今野が戻ってきた」
・東口が名誉挽回のビッグセーブ「航輔のプレーはプレッシャーだった」
・先発デビューの土居が攻撃活性化「形をたくさんつくれた」
・史上5番目の年長デビュー…32歳山本、PK献上に「そこは反省点」
・初招集から半年でデビューの22歳三浦弦太「次は今日より余裕が」
・大島の負傷交代を嘆くハリル「喜びが少し失われた」
・「俊さんに怒られるから」川又、2試合連続で得点演出も戦々恐々?
・監督会見
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