3年越しデビューから一夜…植田は早くも日韓戦へ闘志「激しい試合は大好き」
ゲキサカ / 2017年12月13日 17時6分
初招集から3年越しでA代表デビューを果たした中国戦(2-1)から一夜明けた13日、日本代表DF植田直通(鹿島)があらためてデビュー戦を振り返った。
「最後に失点して、反省すべき点が残った。自分のプレーには納得していない。まだまだ上げるところがある。初めてのポジションというのはあるけど、まだまだレベルを上げないといけない」
まさかの右サイドバックでのデビュー戦。それでも守備では対人の強さを見せ、思い切りの良い攻撃参加からクロスを上げる場面もつくった。「高さでやられないようにしようと思ったし、後半はドリブラーが(対面に)来たけど、そこまで右サイドでやられることがなかったのは良かったと思う」。不慣れなポジションで奮闘。これまでの鬱憤を晴らすように、待ちに待った代表戦のピッチを駆けた。
「試合に出られるのが一番。でも、僕はセンターバックの選手だし、今までもずっとセンターバックをやってきた。センターバックでやりたい気持ちは忘れていないけど、サイドバックで出たとしてもチームのために戦うのは当たり前」
中3日で迎える16日の韓国戦(味スタ)でもチャンスは来るか。韓国のセンターフォワードには196cmの長身FWキム・シンウクが控えているだけに、植田のセンターバック起用も考えられる。「今大会の韓国の試合も見たけど、前線に身長の高い選手がいて、そこがキーになる。長いボールからその選手がキープして、いろんなボールが出てくる。ファーストコンタクトが大事だし、そこをしっかりやらないといけない」。すでに自分がセンターバックで出場したときのイメージもできているようで、優勝を懸けた日韓戦という舞台も、その闘志をかき立てている。
「日本人が韓国に対して思っているように、韓国も日本に負けたくないという気持ちを持っている。それは試合をやっていても感じるし、目の色を変えてくるのが試合の中で分かる」。これまで年代別代表で何度も対戦してきた韓国のイメージを語る植田は「激しさがあるけど、そういう試合は大好き。真剣勝負を楽しみたい」と、はやる気持ちを抑えるように言った。
(取材・文 西山紘平)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ブライトン戦で実戦デビュー果たした東京Vの松村優太…守備面反省も「かなりハマるんじゃないかと思っている」
超ワールドサッカー / 2024年7月29日 7時15分
-
ユース取材ライター陣が推薦する「インターハイ注目の11傑」vol.2
ゲキサカ / 2024年7月26日 21時2分
-
[MOM4773]山形ユースFW水戸部東次(2年)_ちょっとだけ抱いていた主役への野心。CBで途中出場の「二刀流FW」が決勝ゴール!
ゲキサカ / 2024年7月23日 12時15分
-
SB歴わずか3年でパリ五輪へ…187cmCBから転身、A代表へ伸びしろ十分の逸材
FOOTBALL ZONE / 2024年7月22日 15時10分
-
なぜ森保ジャパンの「攻撃的3バック」は「モダン」なのか? W杯アジア最終予選で問われる6年目の進化と結果
REAL SPORTS / 2024年7月10日 2時34分
ランキング
-
1村尾三四郎は銀メダル “令和の三四郎”、決勝で東京五輪覇者に“逆転”で敗れる 日本男子は5日連続メダル…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月1日 1時26分
-
2【バレー男子】日本が今大会初勝利で8強入り王手!アルゼンチンを3―1撃破で1勝1敗 西田サーブ光った
スポニチアネックス / 2024年7月31日 22時0分
-
3柔道・村尾三四郎、涙の銀メダルに「三四郎の名に恥じない強さ」の声 「デビッド・ボウイ激似」との評判も…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月1日 1時46分
-
4「超かわいそう」ラケット折られた影響大 2回戦で散った卓球世界1位にネット「気の毒すぎる」
スポニチアネックス / 2024年7月31日 18時8分
-
5岡慎之助と激闘繰り広げた中国のエースが白旗…「金と銀を分けたのは演技の差」
読売新聞 / 2024年8月1日 7時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください