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5度目にして待望の…環太平洋大がインカレ初得点で初白星!仙台大との延長接戦を再逆転で制す

ゲキサカ / 2017年12月13日 21時53分

IPU・環太平洋大がインカレで初得点・初勝利を決めた

[12.13 全日本大学選手権1回戦 仙台大 2-3(延長) IPU・環太平洋大 上柚木公園]

 第66回全日本大学サッカー選手権(インカレ)が開幕し、13日に1回戦が行われた。上柚木公園陸上競技場(東京)の第1試合では仙台大(東北1)とIPU・環太平洋大(中国1)が対戦。延長戦までもつれた接戦は、IPU・環太平洋大が3-2で勝利した。

 5年連続5度目の出場で、環太平洋大が待望のインカレ初得点を決めた。仙台大ペースで始まった試合は前半16分、MF山田満夫(4年=松本)の精度高い浮き球パスをFW岩渕弘人(2年=遠野高)がボレーで合わせるが、クロスバーを叩きつける。序盤から猛攻を浴びた環太平洋大だが、前半25分に待望の先制点。左CKから中央で混戦となったところを、DF安田拓馬(4年=立正大淞南高)が頭で押し込んだ。

 セットプレーで先制した環太平洋大に仙台大が襲い掛かる。前半27分には岩渕、FW宮澤弘(4年=柏U-18)と経由したボールをMF嵯峨理久(1年=青森山田高)が左足シュートも得点ならず。仙台大は右サイドの嵯峨を起点に、岩渕、宮澤、FW松尾佑介(2年=浦和ユース)がゴールに迫ったが、前半を0-1で折り返した。

 仙台大はハーフタイムに岩渕に代えて、昨冬の全国高校選手権得点王のFW鳴海彰人(1年=青森山田高)を投入。すると後半4分、MF薄葉迅人(1年=横浜FMユース)のパスを左サイドで受けたMF林洋毅(4年=前橋育英高)がPA内にクロスを上げ、ファーサイドの宮澤が頭で押し込んで1-1の同点とした。後半13分には環太平洋大の安田のPA内でのファウルにより、仙台大がPKを獲得。宮澤がこの試合2点目となるPKをゴール左に決め、2-1と逆転する。

「パワフルな攻撃に圧倒された」(桂秀樹監督)という環太平洋大は、後半17分にMF佐々木敦河(1年=明徳義塾高)、同27分にはFW柴本慎也(4年=興國高)、同29分にはFW森園貴仁(2年=筑紫台高)を出場させ、点の取り合いに挑む。交代直後にはPA内へ突破を見せた柴本が倒されてPKを獲得。柴本自らがゴール左に決めて2-2と再び同点にした。

 桂監督は「今日の試合は本当はずっとボールを持って主導権を持っていこうと思ったんだけど。全然余裕がなくて点の取り合いになった。蹴り合いはやったことがないからどうなるか」と迷いの中の決断だったが、交代策は功を奏して試合は振り出しに戻った。

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