福岡大の九州ベストDF菅田真啓、立ち上がりに課題も「ポテンシャルはある」と指揮官
ゲキサカ / 2017年12月14日 6時30分
[12.13 全日本大学選手権1回戦 高知大 0-4 福岡大 上柚木]
今季の九州大学リーグでベストDF賞に輝いた福岡大DF菅田真啓(2年=国見高)は、初出場となったインカレ初戦で無失点勝利に貢献した。乾真寛監督も「ポテンシャルはある」と太鼓判を押す20歳が全国区でのブレイクの予感を漂わせた。
時間が経てば経つほど、空中戦の感覚は研ぎ澄まされていった。インカレ1回戦の高知大戦、右センターバックで先発した菅田は後半に押し寄せてきた相手のロングボール攻勢を、まったく競り負けることなく跳ね返し続けた。「つなぎとクリアの使い分けはできたと思う」と話したように、ほとんど味方に向かってコントロールしていた。
それでも指揮官は「前半の舞い上がり方はお恥ずかしい限り」と諫めるのも忘れなかった。その思いは本人も同じ。「個人的には気持ちが空回りしていて、初めは良いリズムに持って行くことができず、いつもできていたプレーができていなかった」と立ち上がりの課題を口にした。
とはいえ、初戦の難しさは菅田に限った話ではなく、経験のある上級生からも堅さが感じられた。つまり、真価が問われるのはここから。「目標は全日本(ユニバ代表)に入ること。そのためにはベスト4まで勝ち上がるという目標にしている」。チームを躍進させたうえで、自らもステップアップする野心を秘めている。
2回戦の相手は大阪体育大(関西2)。フィジカルに強みを持つ選手が多く、「強く、激しいデュエル合戦」(乾監督)となることが予想される。2年生センターバックは「強い選手とできるのは気持ちも上がるし、同じ大学生なので、そんなに差はないと思う。前向きにやっていきたい」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)●第66回全日本大学選手権(インカレ)特集
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