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Bチームのためにも「プレミアに上がるのが使命」。前橋育英が5発快勝で悲願達成まであと1勝

ゲキサカ / 2017年12月17日 22時30分

 試合中盤を過ぎると、我慢の時間を耐えた前橋育英に再びチャンスが訪れ、後半25分にはロングボールを競り合ったこぼれ球をFW宮崎鴻(3年)が押し込み、4点目をマーク。34分にも、途中出場のMF五十嵐理人(3年)が決めて、5-0で試合を終えた。

 これまでプレミア参入戦まで進みながらも、持ち味を発揮できないまま敗れてきたが、今年はいつもの前橋育英とは違う。過去3回は、プリンス関東の出場枠争いが最終節までもつれたため、「選手権予選を含めて、約2か月間、絶対に負けられない戦いが続き、疲れていた」(山田監督)が、早々と優勝を確定させた今年は、最終節の川崎F U-18戦で主力を休ませため、「コンディションは最高に良い」(山田監督)。加えて、これまでは前日入りだったスケジュールを改め、今回は試合2日前の水曜日に広島入りし、入念な準備を進めたという。

 そこまでするのは理由がある。今季、Bチームが県1部リーグで優勝し、今月23日と25日に行われるプリンス関東参入戦への出場権を手にしているが、Aチームがプレミアへと昇格できないと権利を失うからだ。

「僕らはプレミアに上がるのが使命。Aチームが負けてしまうと、プリンス参入戦に向けて長い間トレーニングをしているBチームの選手が可哀そう」と山田監督は口にする。「過去3回敗れているので、プレミアリーグに上がるのが長年の目標。今年一年、ずっと意識してきた」(田部井涼)こともプラス材料。次の磐田U-18戦でも持ち味を出し切り、悲願を手にする。

(取材・文 森田将義)●高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

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