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日本vs韓国 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年12月18日 7時10分

─W杯に向けたテストという大会で最後に4失点したが。
「選手たちを見る、テストするのも一つの目的だった。21人の選手がピッチに立った。結果はご覧のとおりだが、この大会で2勝できたことは一定の成果だと思う。フルメンバーのA代表で戦っても、この韓国に勝てたかどうかは分からない。この韓国のプレーを見れば、あまり多くのことができないのではないかと思った。受け入れ難いことかもしれないが、そういった真実も認めていかないといけない。パワーを使ったコントロールというものをすべての選手が見せていた。テクニックのコントロールも素晴らしかったし、日本戦へのモチベーションも高かった。この大会を戦った日本代表はA代表ではなかったかもしれないが、B代表なのかC代表なのかは分からない。しかし、現時点で招集できるベストメンバーだと思う。年齢にかかわらず、いいプレーを見せている中村憲剛を入れることもできたが、彼を除けば、今呼べるベストメンバーだったと思う。たくさんのケガ人もいた。ホームでこのように相手にパワーを使われて支配された形になったのがなぜなのか、しっかり分析しないといけない。我々はすでに分析しているが、その分析の結果を報告すると、あまり多くの人は喜ばせないことになるかもしれない。この2勝は素晴らしい結果だと受け止めたいと思う」

─国民はこの結果に絶望しているが、半年後のW杯は大丈夫なのか。
「この大会を通じていい結果を残せたと言ったところだが、日本国民が失望しているというのは私とは違った意見だと思う。もちろん私と違う意見があってもいいが、この2勝はこの大会での素晴らしい結果だと思う。本日のゲームは韓国が完全に支配した試合で、両チームを比較してはいけないくらいの差があった。その中で選手はベストを尽くして戦ってくれたと思う。W杯はまた別物だ。本日のチームでそのまま行くわけではない。代表候補をたくさん見ようとした大会でもあった。21人の選手がピッチに立った。それぞれのパフォーマンスをしっかり分析していきたいと思う。W杯に向けて、この中でだれが行けるのかということも含めて考えていきたい。もちろん今日の結果だけを見れば、失望している人もいるかもしれない。より良い結果が残せたかもしれないので、私も残念に思っている。しかし、この試合の立ち上がり10分で多くのものが見えた。相手のほうが力でまさっていた。すべての面でそうだった。それでも、この試合は監督のせいで負けたと思うなら、そういう記事を書いてほしい。私はこの大会で2勝をおさめたことは素晴らしいことだと思う。

 私が就任してから最も点差が開いた敗戦かもしれないので、こういった形で終わったのは残念だ。しかし、多くのことを見て、考えることもできた。日本サッカーの現状を全員で見ていかないといけない。W杯で待ち受けているものがどういうものなのか私は分かっている。こういったところから、しっかり教訓を得ながら進まないといけない。多くのものを私は見て、把握している。これからはW杯に向けてベストを尽くしていきたいと思う。良いお年を」

(取材・文 西山紘平)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ

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