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タフに、力強く戦った名古屋U-18が2年ぶりプレミア復帰!指揮官のラスト試合に花を添える

ゲキサカ / 2017年12月17日 22時31分

 試合終盤には、パワープレーに出た札幌U-18の攻撃に手を焼いた名古屋U-18だが、後半アディショナルタイム4分にはGK櫻庭立樹(3年)を前線に上げて、最後のチャンスにかけた札幌U-18の攻撃をクリア。相手エリアの右でボールを受けた杉田が無人のゴールに決めて、2-0で勝利した。

 創設初年度からプレミアリーグに居続けた名古屋U-18だったが、昨年は思うように勝ち点を伸ばせず、9位で降格。1年での復帰を目標に掲げる今年は、「ハードワークと攻守の切り替え、球際を意識してやってきた」(高田監督)。それでも、ここまでは甘さが見られる場面もあったというが、「この2試合は違った。勝たなければいけないというプレッシャーの中でよくやってくれた」と指揮官が称えたように、参入戦の2試合は戦う姿勢を存分に見せつけたことが昇格へと繋がった。

 名古屋U-18の主将としてチームを支えた杉田は、「3年生の目標は、後輩たちにプレミアの舞台を残すことだった。クラブユース選手権やJユース杯で悔しい思いをしてきたので、最後に結果が出て良かった」とうれし涙を見せた。

 U-15監督時代を含め、9年間名古屋の育成を支えた高田監督は、この試合を最後に退任する。「志半ばで去るのは残念」と無念を口にするが、指揮官として、アカデミーダイレクターとして、時間をかけながら育んできた自主性と攻撃意欲はチームに着実に浸透しているのは確か。この1年で経験を積んだ下級生も多く、来年の飛躍も可能性は十分ある。

「力はあると思う。ただ、広島(参入戦)じゃなくて、埼玉(チャンピオンシップ)に行くためには、今日のままだと上位には行けない。もっともっとレベルアップして欲しいし、上がったことに満足せず仲間同士で競争し、来年の準備して欲しい」と教え子たちにエールを送った。

(取材・文 森田将義)●高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

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