W杯へ危機感…西野朗技術委員長「ポリバレントな選手、流れを変えられる選手が必要」
ゲキサカ / 2017年12月18日 8時16分
[12.16 E-1選手権 日本1-4韓国 味スタ]
格下相手の2試合でアピールに成功していた選手もいたが、日韓戦で台無しになった。16日に行われたEAFF E-1選手権の韓国戦(1-4)後、日本サッカー協会の西野朗技術委員長が取材陣に対応し、「今回のテーマはW杯に向けてプラスアルファを見出すこと。今日(1、2試合目)までは競争に入ってくる選手はいたが、この試合でそう判断できた選手がいたかどうかは正直難しい」と切り捨てた。
「今回は植田、伊東、土居、小林悠はポジションを変えてみたり、いろいろなチャレンジをした。これからはポリバレントで複数ポジションをこなせる選手をラージグループで考えていく必要がある」
E-1選手権では9選手がA代表デビューを飾り、センターバックが本職のDF植田直通は右サイドバックでデビュー。FW小林悠が中央や右サイドハーフでプレー、MF今野泰幸がボランチ、インサイドハーフ、アンカーの位置でプレーするなど、選手のユーティリティー性を見る試みもあった。W杯本大会に向けて危機感を強める西野技術委員長は「このくらいのレベルで戦ってアクセントが通用することはあってもW杯は全く違う。高いステージで流れを変えられるプレースタイルを持ったは間違いなく必要」と力説した。
ともに国内組で戦った日韓戦は38年ぶりの4失点で大敗。前半3分にPKで先制してから守備が崩壊し、屈辱的な逆転負けを喫した。「あのまま圧力をかけられたらよかったけど、極端に受けてしまった。(先制から)5分、10分経たないうちにリアクションサッカーに切り替わってしまった」。日韓戦に焦点を当てて調整し、西野技術委員長は逆転優勝を成し遂げたライバルに「韓国は力があるし、ポテンシャルが高い。緩急をつけた戦い方ができるチーム」と敬意を示すと、「いろんな意味で力不足だと感じた」と嘆いた。
(取材・文 佐藤亜希子)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
名将グアルディオラの「おとうと弟子」が狙う逆転V…卓越した修正力で、チームを勝利に導く 北川信行の女子サッカー通信
産経ニュース / 2024年5月10日 11時0分
-
パリ五輪18人「最強メンバー」考察 久保建英、OA枠入り布陣大胆予想…U-23アジア杯組“当確”は?【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月5日 10時30分
-
森保ジャパンへ招集したい国内組「旬なタレント」5選 大ブレイク10戦10発ストライカーら厳選【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月2日 6時40分
-
仙台ユースが山形ユースに3発逆転勝ち。プリンスリーグ東北で唯一無敗をキープし、首位浮上
ゲキサカ / 2024年4月30日 11時59分
-
YS横浜は桐蔭横浜大に“力負け”…「負けたくなかった」先発したOB2選手も悔しさ噛み締める
ゲキサカ / 2024年4月22日 22時6分
ランキング
-
1【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球
スポーツ報知 / 2024年5月10日 22時26分
-
2【ロッテ】連勝は4でストップ エスコン初先発の佐々木朗希が自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目
日テレNEWS NNN / 2024年5月10日 21時13分
-
3宮城大弥 左大胸筋損傷で登録抹消 オリファン衝撃「終わったな…」「由伸、福也戻ってきて」と落胆の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 16時28分
-
4村上佳菜子「大事な弟」宇野昌磨の引退発表にエール…「お疲れ様だよ!」「命かけてお互い練習してきた」
スポーツ報知 / 2024年5月10日 10時42分
-
5【新日本・BOSJ】開幕前日にトロフィーが壊れる非常事態 高橋ヒロムとエル・デスペラードも激怒
東スポWEB / 2024年5月10日 21時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください