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インハイ優勝に続き、プレミア昇格も決定。流経大柏は選手権で3大目標達成へ

ゲキサカ / 2017年12月18日 21時53分

 そして24分、鬼京がFW加藤蓮(3年)の競ったこぼれ球を拾うと、正確な右足シュートをゴール右隅に沈めて勝ち越し。その後、早くも2人を入れ替えて攻める流経大柏はJ注目CB関川郁万(2年)の決定的なヘッドや10番MF菊地泰智(3年)の左足ミドルなどで3点目を狙い続ける。そして40分、左SB近藤立都(3年)の右CKを、この日完全に制空権を握っていた関川がファーサイドから豪快なヘディングシュートで決めて3-1とした。

 前半だけでシュート14本を打ち込んだ流経大柏は、後半も徳島に思うような攻撃をさせずに宮本優やMF宮本泰晟(3年)らがボールを奪い取り、攻撃へと繋げていく。そして26分には右クロスをFW熊澤和希(2年)がニアで繋ぎ、最後は MF金澤哲流(3年)が右足ボレーで決めて4点目。30分にも、敵陣左サイドでインターセプトした熊澤がカットインから右足シュートを決めて5-1とした。
 
 徳島も桒原が左足ミドルにチャレンジするなど最後まで諦めずに2点目を狙い続け、GK乾智樹(3年)を中心としたディフェンス陣も健闘したが、4点差で試合終了。流経大柏はプレミアリーグへの昇格を決め、同時に千葉県1部リーグ優勝のBチームがプリンスリーグ関東参入戦に進出することになった。

 流経大柏の本田監督は「プリンスとプレミアへ上がってくれれば、こんなにいいことはない」とコメントし、第3の目標である選手権制覇へ向けて「取った後は課題が残った。整理して選手権に臨みます」と語った。

 また、宮本は「素直に嬉しい気持ちがありますし、これで2つ達成できましたけれども最後に大目標が残っている。大目標、選手権日本一というものを目指して、まだまだ足りない部分があるので短い期間ですけれども成長していきたい」と引き締め、菊地は「1回戦から決勝にかけて成長できるように。監督も『成長していくチームが優勝する』と言っていたので、1回戦戦って2回戦、3回戦とどんどんいいチームになっていけるようにしたい。まず、その土台を作るのがこの期間だと思うので、みんなでしっかりとやっていきたい」と意気込んだ。

 今大会直前の12日には4時間半にも渡るトレーニングの中で妥協することなく、クロス、セットプレーからの攻防の向上を目指していた。2つの大目標を達成した流経大柏だが、Bチーム含めてモチベーションは高い。ここから選手権決勝へ向けて日々成長して、3大目標を達成する。


(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2017

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