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C大阪が2冠王手!!神戸との関西対決を制し14年ぶり天皇杯決勝へ

ゲキサカ / 2017年12月23日 17時47分

 ソウザは後半15分にも敵陣中央のFKから右足でパンチのあるシュートを見舞うが、GKキム・スンギュに弾かれる。なかなかチャンスを仕留め切れない中、後半32分に福満を下げ、ベンチスタートだったFW柿谷曜一朗を投入。神戸も後半42分に小林との交代でMF大森晃太郎をピッチに送り出し、両チームともに攻撃のギアを上げる。

 交代策が先に実ったのは、耐えていた神戸だった。後半45分、左サイドでボールを持った大森が右足でクロスを送り、ニアで反応した渡邉の頭上を通過。ファーに小川が勢いよく飛び込むと、ボールがそのままゴール右に吸い込まれる。当初は小川の得点だったが、のちに大森へと訂正された。

 だが、試合はこのままでは終わらない。後半アディショナルタイム1分、後方からのロングボールを山村が頭で前方に流し、飛び出したGKキム・スンギュに阻まれるも、浮き上がったボールを水沼が右足のジャンピングボレーで蹴り込んだ。

 試合は1-1のまま決着がつかず、延長戦に突入。主導権を握り続けるC大阪は延長前半7分、セカンドボールがPA内の藤田の右手に当たり、PKを獲得する。キッカーを務めるのは途中出場の柿谷。右足でゴール左を狙ったシュートはGKキム・スンギュにストップされるが、跳ね返りを自らダイビングヘッドで押し込んだ。

 ビハインドを負った神戸は、延長前半10分に小川とFWハーフナー・マイク、松下とFW大槻周平をそれぞれ交代。投入したFW2人を前線に並べた4-4-2に変更すると、同12分にPA内右から藤田が右足で折り返し、ファーの伊野が押し込むが、惜しくもオフサイドの判定となった。

 C大阪は延長前半アディショナルタイム2分、木本に代えてDF山下達也をピッチへ。延長後半から山村を最終ラインに下げ、3バックで逃げ切りを図る。同6分には清武とDF田中裕介を交代し、さらに守備を固めると、同9分にカウンターから柿谷のプレゼントパスを受けたソウザが、ダメ押しの3点目を奪取。神戸はハーフナーを生かしたパワープレーでゴールに迫ったが、最後まで追いつくことはできず、クラブ史上初の決勝進出は叶わなかった。
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