[MOM2364]桐生一FW小澤謙登(2年)_初戦決勝ヘッドでも満足しなかったFWが、逆転勝ち導く2発!
ゲキサカ / 2017年12月26日 10時50分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.25 高円宮杯プリンスリーグ関東参入戦決勝戦 桐生一高 4-3 東海大相模高 埼玉第3G]
決勝ヘッドを決めて1-0で勝った実践学園高との初戦後、「まだ得点チャンスがあった。決めていれば、守備を楽にできたかなと思う」と不満の表情を見せていたストライカーが、この日は「ホッとしました」と喜びを噛み締めていた。プリンスリーグ関東昇格を決める大一番で2ゴール。FW小澤謙登(2年)が桐生一高を逆転勝ちとプリンスリーグ関東昇格へ導いた。
1-3で前半を終了。それでも「後半は気持ち入れ直して一からやればと思っていた」という小澤は、1点差として迎えた後半12分にMF松下駿也(2年)の右クロスをドンピシャヘッドで決める。
そして、決勝点となる一撃はこれまでならば、決められないようなゴールだったという。後半37分、桐生一は連続攻撃からMF田中渉(2年)がPAへスルーパス。「練習でもあそこは追いつけない時があった。でも、あそこに絶対来ると分かっていたし、足伸ばせば入るというのがあった」という小澤が身体を投げ出してのスライディングシュートで決勝点を押し込んだ。
気持ちの込もった一撃でチームに歓喜をもたらした小澤は「前の試合は1点決めたけれど、苦しい時間がずっと続いてもう一個が取れなかった。ここで2点獲れたのは自分の中で大きかったですね」と笑顔。中村裕幸コーチも「スキルとか身体のバネ、強さがある。(2点)取ったのは彼も成長してくれるかなと」と結果を出した2年生ストライカーのさらなる活躍を期待していた。
本人はボールへのかかわり、攻撃の起点になる回数をもっと増やしたい考え。そして、得意のドリブル、スペースを突く動きからゴールを量産して行く意気込みだ。来年の目標については「プリンス(リーグ関東)では得点王狙っていきたいと思っていますし、インハイ、選手権全ての大会で自分が結果を残したいし、プロを目指して頑張っていきたい」。目標を達成するために、冬の期間で貪欲に進化を目指して、新シーズンを迎える。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4833]飯塚FW玉置大翔(1年)_東山の連続無失点止める決勝弾。バレーボールと両立してきたFWは空中戦でも相手の脅威に
ゲキサカ / 2024年9月17日 12時55分
-
[NBチャンピオンシップU-16]“優勝世代より上手い”昌平、6年ぶりVへ7-0発進
ゲキサカ / 2024年9月14日 16時11分
-
[MOM982]阪南大MF三好麟大(4年)_後半途中出場で12年ぶり決勝へ導く一撃
ゲキサカ / 2024年9月12日 21時59分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]Cリーグ2位の桐生一が入れ替え戦で習志野に逆転勝ち!Bリーグ初昇格!
ゲキサカ / 2024年9月10日 1時15分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]前日は0-3からの大逆転でBリーグ2位浮上。桐光学園が入れ替え戦でも鹿島学園に4-1で勝ち、Aリーグ昇格!
ゲキサカ / 2024年9月9日 12時43分
ランキング
-
1記録ずくめの大谷翔平が「タッチの差」で唯一逃した大記録 3発、6安打、10打点で「51―51」も
スポーツ報知 / 2024年9月20日 14時49分
-
2元大関・貴景勝が現役引退を発表 年寄・湊川を襲名 大関在位30場所 首など度重なるけがに泣く…21日に会見
スポーツ報知 / 2024年9月20日 18時29分
-
3大谷翔平「50-50」でも満場一致MVPは無理? MVP有力視も「僅差」予想...韓国メディア
J-CASTニュース / 2024年9月20日 14時59分
-
4「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
5《破局後に即ブロック》バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏、不倫相手に「チームの内部情報」を漏洩か「あいつはあれと付き合ってんねん」 本人は不倫を否定
NEWSポストセブン / 2024年9月20日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください