ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.4
ゲキサカ / 2017年12月28日 7時51分
DF宮本優太(流通経済大柏高、3年)
「チームではアンカーのポジションをこなすが、彼には右サイドバックとしても高い適性能力がある。広い視野と優れたバランス感覚を持ち、サイドバックの位置から的確なポジショニングと抜群の攻め上がりのタイミングで攻撃に絡んで行く。精神的にも大人で、周りを鼓舞する声とコーチングの質の高さも、チームのバランスを支えている。卒業後は流通経済大に進むが、彼の起点が利くプレーは、チーム全体に安定感をもたらすだけに、1年時からの出番も十分あるし、卒業後はプロ入りをして欲しいタレントだ」
MF佐野海舟(米子北高、2年)
「アンカーのポジションは豊富な運動量で広範囲をカバーすることが出来、かつボール奪取能力と展開力に秀でた彼が一番の適任だ。個性が強い選手が揃うこのフォーメーションの中で彼が攻守を繋ぐ存在として、持っている能力を発揮した時、かなり円滑なサッカーが展開できるだろう」
MF大塚尋斗(矢板中央高、2年)
「ここは富山一の高縁海(3年)、昌平の渋屋航平(2年)と迷ったが、プリンスリーグ関東参入戦での彼のプレーを見て、トップ下のポジションに置いてみたいと思えたので彼に決めた。チームではFWをやっており、181cmの高さと正確なトラップからのポストプレーで周りのドリブラーを巧みに行かして行くスタイルだが、足下の技術も高く、前向きで飛び出して行ける攻撃力を持っている。1トップの榎本はポストプレーだけでなく、裏への飛び出しや運ぶことも出来る選手だけに、彼とポジションを入れ替わることで、常に前線に起点を置けることが、この布陣において大きなメリットとなる」
MF熊澤和希(流通経済大柏高、2年)
「攻撃的なポジションならどこでもこなせる彼のサッカーセンスは、この布陣の中で欠かせない。どのポジションに置いても、正確なボールコントロールとしっかりと視野を確保できる、背筋が伸びた姿勢で状況を読み取って、適したプレーを選択できる。ここでは2シャドーの一角として、パスセンスを発揮しつつ、フィニッシャーとして機能して欲しい」
FW若林龍(桐蔭学園高、2年)
「豊富なアイデアを具現化させる魅惑のファーストタッチで、局面を次々と打開して行くサイドアタッカー。チームではサイドハーフだが、ここでは左ウィングとして起用をしたい。彼の良さは中でも外でも状況に応じてプレーの選択肢を引き出せるところで、彼の機転が左サイドにリズムの変化をもたらしてくれる。熊澤とポジションを入れ替わったり、中田を上げることで、インサイドハーフとしてもプレーをして欲しい」
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