“半端ない”金字塔から9年…大迫「苦しまないと楽しくならない」
ゲキサカ / 2018年1月1日 12時3分
―脚光を浴びても謙虚な姿勢は変わらなかった。
「中学と高校の監督から『調子にのるなよ』とずっと言われていましたから(笑)。自分を客観的に見ることもすごく大事なことだと思うし、客観的に見て初めて足りないところが分かる。常に自分に足りないところを探して、練習してっていう、その繰り返しですよね」
―高校時代から世代別代表にも選出されました。U-17日本代表に落選したあとは落胆がありましたか?
「落ち込んでいられなかったですよ、毎日部活があったので。正直、鹿児島で、狭い中でしかサッカーをしていなかったので最初はびっくりしました。いろんなチームの選手とサッカーをするのが新鮮だったし、いい刺激になった。招集される度に毎回、『もっと頑張んないとな』っていう風に思えたので、それが一番の収穫ですよね」
―高校時代に挫折した記憶はありますか?
「僕は今でも苦しいことだらけですよ。本気で苦しまないと楽しくならないでしょ。サッカー選手になるんだったら、苦しみもプレッシャーもある。ただ、その中で結果を出せば苦しんだ分、うれしさも大きいので」
―高校3年間で一番うれしかったことは何ですか?
「毎試合毎試合、点を取って勝つことがうれしかったですね。毎試合が楽しかった。やっぱり試合をすることが楽しかったです。高校時代の仲間との関係はずっと続いていて、今も鹿児島に帰ったときにご飯を食べに行ったりしますよ」
―アシックスシューズの特長、気に入っているところは?
「アシックスは足に優しいです。怪我をしない。フィット感、足が痛くならないこと、滑らないことを大事にしています」
―高校生にDS LIGHTをすすめたいポイントを教えてください。
「足に優しいところです。部活を始めるときに最初に履いた靴で足が痛くなると癖ができちゃう。それが一番良くないので、最初はやっぱり足に優しい、フィットした靴を履いてほしいですね」
―改めて、選手権という大会にはどんな魅力があると思いますか?
「熱くなれる。夢中になれる。そんな経験、なかなかできないですからね。テレビや応援団、周りが盛り上げてくれるし、その中でサッカーができる幸せっていうのがありますよね。高校サッカーは厳しさがあるので、厳しい環境で揉まれる中で、いかに自分自身が軌道修正していくかということも大事です。海外とか特に、理不尽なことが多いですから。高校のときに理不尽なことも味わってきたので、そういう経験は今にも生きていると思います」
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