決めれば優勝PKを外した鳥栖U-15相良は仲間に感謝「次はちゃんと」
ゲキサカ / 2017年12月28日 20時44分
[12.28 高円宮杯全日本ユース(U-15)決勝 鳥栖2-2(PK6-5)FC東京深川 味フィ西]
仲間に感謝した。PK戦は両軍5人目までが成功し、サドンデスに突入した。すると先攻のFC東京U-15深川の6人目で蹴ったMF佐久間賢飛のシュートが左ポストを直撃。サガン鳥栖U-15の6人目が決めれば、優勝が決まるという場面が作られた。
そこで登場したのが、MF相良竜之介だった。当初は1人目で蹴る予定だったが、足に疲れが出ていたこともあり、6番目に回されていた。しかし仲間に励まされてPKを蹴った相良だったが、シュートコースが甘く、GK熊倉匠に止められてしまった。
PKには苦手意識を持っている。以前の試合では相良がPKを失敗したことで負けてしまった試合もあった。「自分が一番嫌がっていた」。そんな苦手意識を払しょくさせるべく、田中智宗監督は夏のクラブユース選手権後に、あえて相良をPK戦の一番手で起用することを告げていた。
PK戦で恩返しをすることは出来なかったが、チームはPKストッパーとしてPK戦の直前に投入されていたGK永田優斗の活躍もあり、続く7人目で夏に続く優勝を決めた。「次はちゃんと蹴ります!」と笑みを浮かべた相良。そして「自分の夢は鳥栖から世界に出て活躍すること。日の丸を付けて戦えるようになりたい。この優勝をいい意味でバネにして努力していきたい」と次のステージでの更なる活躍を誓った。
(取材・文 児玉幸洋)●高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)選手権特集ページ
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