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小嶺監督は「甘い」と指摘も、長崎総科大附が「走り勝つ」。最注目FW安藤は選手権初ゴール!

ゲキサカ / 2018年1月1日 8時28分

 その小川が「自分たちの強みは走ること。一人ひとりのアプローチだったり、裏に抜けた時の追う姿勢だったりは他のチームと違うと思います。走りのメニューをこなさないと試合に出れないというか、いざという時に踏ん張ることができない」と言い切るように、長崎総科大附の武器は走ることだ。毎週2度の“走りの日”は、1時間のトレーニング後に1kmを3分30秒以内×6~8本のメニュー。“上げ日”には土日も走り込んで鍛え上げてきた。

 中京大中京は交代出場のFW北野祐己(1年)がインパクトのある動きを見せ、GK吉田ディアンジェロ(2年)がギリギリのところで安藤のシュートを弾き出すなど食い下がったが、長崎総科大附が勢いある攻守でねじ伏せる。後半アディショナルタイム突入後の43分、右オープンスペースへ抜け出した荒木が飛び出したGKをかわすと、安藤へラストパス。安藤が後半6本目となるシュートを右足ダイレクトで決めて選手権初ゴールを記録し、チームは3-0で試合を終えた。

 得点記録更新を公言しつつも、「チームが勝ってくれればいい」とチームのために走る安藤や荒木ら各選手のハードワークが光る長崎総科大附。小嶺監督は「まだまだ甘すぎる。歴史が大事なんですよ。色々な失敗の試行錯誤、色々な問題を克服してずっと歴史を作ってきたチームは強いんですよ。で、勝つ確率が高い。ウチは赤子と一緒」と厳しいが、今大会で少しでも新たな歴史を築くことができるか。そのために、目の前の一戦一戦に集中して、全員で走り勝つ。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017

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