「自分も負けてないぞ」。矢板中央のU-17代表MF松井蓮之はJ内定選手に負けない活躍、日本一目指す
ゲキサカ / 2018年1月1日 12時56分
第96回全国高校サッカー選手権は1月2日に2回戦16試合が行われる。
矢板中央高(栃木)のU-17日本代表MF松井蓮之(3年)は今大会屈指のボランチだ。強靭なフィジカルと、運動量を活かした守備に注目。勝負どころで決定的な仕事ができるMFは自身2年ぶりの選手権でJクラブ内定選手に負けない活躍、そして日本一を目標に掲げている。その松井が開会式(12月30日)後に、2回戦の三重高(三重)戦からスタートする選手権への意気込みを語った。
●矢板中央高MF松井蓮之
―開会式で2年ぶりに選手権に来た。印象は?
「2年前とは違う雰囲気で、今は『自分がやってやるぞ』と興奮していますし、楽しみでしかないですね」
―色々な舞台を踏んでいるが、選手権は違う?
「全然違いますね。夢であった舞台ですし、ちょっと緊張もしているんですけれども、全力でやりたいと思います」
―開会式で色々なライバルたちの姿を見て、刺激を受けている部分もあるのでは?
「今年は結構J内定の人が多い。そういう人たちの顔とかも見たりして、自分も負けてないぞと。そこは見せたいと思います」
―どのようなプレーを見せたい?
「自分の特長は守備なので、守備面から意識して、あとは自分のロングシュートであったり、細かいパスであったり、攻撃面でもチームに貢献したいと思っているので、そこは頑張りたいです」
―(姉は女優・モデルの松井愛莉さん)とても注目される中での戦いになる。
「そこも良いプレッシャーになっています。このような機会はないと思うので、ありがたいですし、感謝して、プレッシャー以上のものを出して、もっと期待してもらえるように頑張っていきたいと思っています」
―目標を教えてください。
「日本一を目指したいんですけれども、まずは2回戦の三重から。(高橋健二)監督も言っているんですけれども、一戦必勝で勝っていくという気持ちで、最終的には日本一を目指しているので、そこへ向けてまた頑張っていきたいです」
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017
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