先制弾も勝利に結び付かず…横浜FM伊藤翔「実力で向こうが勝っていた」
ゲキサカ / 2018年1月1日 21時33分
[1.1 天皇杯決勝 C大阪2-1(延長)横浜FM 埼玉]
鮮やかな先制点を奪ってチームに勢いをもたらした。しかし、この得点が勝利に結びつくことはなかった。タイトルを逃した横浜F・マリノスFW伊藤翔は、「痛い敗戦となった」と悔しさを滲ませた。
試合が動いたのは前半8分だった。左サイドからDF下平匠が送ったピンポイントのクロスに反応したのは伊藤。「(直前のプレーで)山中(亮輔)から来たボールでオフサイドになったけど、そのときからあそこは空くと思っていた」というスペース。いち早く抜け出してトラップでボールを落ち着けると、右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。
だが、「空くと思っていた」スペースも、「2回も同じところにボールが来れば相手も修正してくる」。スペースを消されるだけでなく、チームが押し込まれ始めたことで、伊藤が好機に顔を出す回数は限られていった。
「もう一つ奥を使えれば良かったかも知れない。試合を通して自分たちの形ではなかった」
後半8分に同点に追い付かれたチームは、1-1で迎えた延長前半5分に決勝点を献上。試合終了のホイッスルが吹かれるまで、同点ゴールを狙ったものの、C大阪に逃げ切りを許して1-2で敗れた。
「シンプルな力負けだと思う。普通に実力で向こうが勝っていた」。勝利したC大阪を素直に称えつつ、「もう1点取れれば向こうの余裕をかき消せると思ったけど、追加点を取れなかった」と2点目を奪えなかったことを悔いた。
(取材・文 折戸岳彦)●第97回天皇杯特設ページ
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