[MOM2387]前橋育英FW飯島陸(3年)_大前以来の快挙!10年ぶりの1試合4ゴール

ゲキサカ / 2018年1月3日 0時28分

前橋育英のFW飯島陸(3年)が10年ぶりの大記録となる1試合4ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 初芝橋本高0-5前橋育英高 ニッパツ]

 10年ぶりの大記録で大勝発進に花を添えた。前橋育英高(群馬)のFW飯島陸(3年)が4ゴールの大爆発。全国高校選手権での1試合4得点は、第86回大会で流通経済大柏(千葉)のFW大前元紀(現大宮)が08年1月6日に行われた準決勝・津工戦(6-0)で記録して以来の快挙となった。

 まずは前半16分、MF塩澤隼人(3年)の縦パスからMF五十嵐理人(3年)がワンタッチで前線にスルーパス。スペースに走り込んだ飯島が右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。同25分の決定機は決め切れなかった飯島だが、後半4分、FW榎本樹(2年)のシュートのこぼれ球を押し込むと、同14分にはDF渡邊泰基(3年、新潟内定)のロングスローからヘディングでハットトリック達成。さらに同28分、DF角田涼太朗(3年)のロングフィードに抜け出し、GKもかわして無人のゴールに流し込んだ。

「相手から消えたり、タイミングでかわしたり、相手の守備はボールウォッチャーになっていたので、そこで自分が動き出せばと思っていた。そこは意識していたし、みんながいいボールを出してくれて点を取ることができた」

 動き出しの良さには定評のある10番が持ち味を存分に発揮した。「4点取れたのはみんなのおかげ。まだまだ決め切れないところがあったので(自己採点は)50点」。後半31分までのプレーでシュート数は7本。前半の決定機を外していたこともあり、自己評価は辛口だったが、山田耕介監督は「上出来ですよ。普段はあんな入らない」と冗談交じりにエースの爆発を称えた。

 2年生のころから10番を背負う飯島は、準優勝した前回大会もレギュラーだったが、決勝では青森山田(青森)に0-5で大敗した。飯島自身、ゴールは1回戦・明徳義塾戦(3-0)での1得点のみ。「自分の中で10番のイメージは(14年度大会で準優勝したときに10番を付けていた)渡邊凌磨選手(現インゴルシュタット)。10番は最後で試合を決め切る選手」と、苦しいときにチームを救うゴールを意識している。

「小学生のときとか、1年生のときの練習試合とかではあるけど」という1試合4ゴールにも「たまたま」と冷静そのもの。08年度大会で当時鹿児島城西高(鹿児島)のFW大迫勇也(現ケルン)が樹立した10ゴールの1大会最多得点記録も意識せず、「これからの試合も、その試合を決め切る1点を取っていければ」と、ゴールの“数”よりも、その“質”にこだわっていく決意だ。

(取材・文 西山紘平)
●【特設】高校選手権2017

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