戦いぶりに敵将も賞賛…高川学園は長崎総附に惜敗も「面白いサッカーができた」と指揮官
ゲキサカ / 2018年1月2日 23時35分
[1.2 全国高校選手権2回戦 長崎総合科学大附高2-1高川学園高 オリプリ]
優勝候補の一角と目される強豪に対し、後半の40分間は圧倒してみせた。高川学園高の江本孝監督は長崎総合科学大附高との試合後、「ボールをしっかり持ち、幅と厚みを保ちながら、見ている人たちが面白いサッカーができた」と選手たちを称えた。
前半をシュート0本で終えて2点ビハインドで迎えた後半、FW山本廉哉(2年)を投入して布陣を2トップに変えた高川学園がようやく輝きを放つ。MF平尾泰雅(3年)が左サイドを何度も切り裂けば、183cmのエースFW土信田悠生(3年)がゴールに迫り、後半26分にはPKで待望の1点が入った。
ところが、反撃はそこまでだった。シュート3本はいずれも決定機となったが、残り2本はそれぞれGKの正面と枠外。特に惜しかったのは後半アディショナルタイム、土信田の突破から繰り出した強烈なシュートはゴールマウスを越えた。「前の試合で決められなかったぶん、想いはあったはず。もう一点奪いたかっただろうなと思う」とエースの無念を気遣った。
そんな高川学園の攻撃については、敵将の小嶺忠敏監督も「最後までドリブルするところ、つなぐところ、ゆとりを持ってできていた」と素直に褒め称えていた。「ワクワクさせるような状況をつくった。あれが高校サッカーですよね」。そう口にした江本監督は「楽しかった……」とつぶやき、選手たちの待つロッカールームへ入っていった。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 竹内達也)
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