注目の1年生FW渡邉「もっと全国を経験したい」。草津東は1年後も連続出場して経験をプラスに
ゲキサカ / 2018年1月3日 6時0分
[1.2 全国高校選手権2回戦 青森山田高 5-0 草津東高 フクアリ]
スコアは0-5。3年ぶり出場の草津東高(滋賀)は前半、中盤で良く相手ボールを引っ掛け、MF山本佳輝(2年)のスルーパスからMF栗山高季(2年)が抜け出すなどショートカウンターで前回王者・青森山田高を苦しめた。
だが、0-0の前半37分にサイドを破られると、神戸内定MF郷家友太(3年)に豪快なヘディングシュートを決められて失点。良い形でボールを奪う回数の減った後半は9分に2点目を決められると、その後も11分、20分と個の力と連係に屈するような形で失点を重ね、終了間際にもゴールを破られた。
最終的に5点差をつけられたが、前半は健闘。加えて、鋭いドリブルで相手を苦しめた栗山や高さで、跳躍力を活かして競り勝つシーンもあったFW渡邉颯太(1年)ら下級生たちが個性を発揮していた。
彼ら1、2年生が来年、この場に戻って経験を活かすことが重要。小林茂樹監督も「何とか連続出場することで(全国の雰囲気、スピード感などに)慣れると思う」と連続出場することの重要性を口にしていた。00年度の準優勝も97年度から4年連続で出場した経験を活かしての躍進。それだけに、下級生たちは連続出場を目指して18年シーズンの戦いに臨む。
前線でスピードや高さを発揮するなど、ダイナミックな動きが印象的だった渡邉は「ヘディング、競り合いで勝っているところがあったし、シュートも打てた。後は決めるところですね」と語り、プロ入りが決まっている青森山田の郷家やFW中村駿太(3年、山形内定)の「オフでの動きがとっても良かったと思うので盗んでいきたい」と意気込んだ。
現状に満足している暇はないと感じた青森山田との一戦。「今回の大会を経験してもっと全国を経験したいと思ったし、今のままでは連続して大会に出ることは難しいと思うので、これからもう一回、一から、練習から頑張っていきたい」と誓っていた。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017
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