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上田西が長野県勢初の4強進出!“長野の子の気質”「ひたむきに」「マジメに」戦い抜き、歴史塗り替える

ゲキサカ / 2018年1月5日 20時7分

 試合後、大久保は「長野の代表がここまで来ると思っていなかったと思う」と口にした。過去10年の長野県勢の成績は7校が初戦敗退。2勝したのも13年度の松商学園高だけだ。地元は12月から3月にかけてグラウンドが雪に覆われる日も多いなど、ボールを使ったトレーニングは思うようにできない。その中で3部練、色々なランニングコースでの“走り”や階段ダッシュで走力を磨いてきた。

「長野県、上田の子たちの気質というか、ひたむきにマジメにやる子たちが多い」(白尾監督)というイレブンは、自分たちの力を理解した上で戦うことができている。この日のハーフタイムには大久保が「自分たちは魅せるサッカーではなくて、勝つサッカー」と再確認。根本も「(勝ち上がっていること)これが当たり前じゃなくて、(自分たちから見ても)凄いなと。謙虚に、チャレンジャーとして戦うことができている」ことも快進撃を支えている。

 準決勝で対戦する前橋育英はこの1年で3度練習試合をしているが、3敗。それも相手は全てサブ組中心の陣容だったという。そのチームが大会を通して成長。「みんないい顔をしていると思います」と指揮官も説明するように、自信も増してきている上田西がようやく掴んだ前橋育英Aチームとの“本気の戦い”で、ひたむきに「勝つサッカー」を貫く。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2017

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