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「2人の分も…」ゴールマウス託されるU-21代表GK小島亨介の思い

ゲキサカ / 2018年1月12日 16時23分

U-21日本代表GK小島亨介(早稲田大)

 初戦に引き続き、ゴールマウスを託されそうだ。10日に行われたAFC U-23選手権グループリーグ第1戦のパレスチナ戦で、完封勝利へと導いたU-21日本代表GK小島亨介(早稲田大)は、前日練習でも主力組のメンバーに入った。「次もしっかり無失点を意識して戦っていきたい」と2戦連続完封へ闘志を燃やす。

 昨年5月に行われたU-20W杯では全4試合フル出場を果たしている小島は、今大会も守護神の座を任されそうだが、慢心などない。小島の他に、GK阿部航斗(筑波大)とGK波多野豪(FC東京)も招集されており、「いつ誰が出てもおかしくない状況」と気を引き締める。

「ポジションは一つというポジションなので、練習の一つひとつが間違いなく重要になってくる。GKグループの中でも日々、競争を意識しているので、常にプレッシャーを感じながらやっている」

 GKのポジションは一つ。小島が正GKの座を射止めれば、阿部と波多野の出場機会は限られることになるが、その2人が練習中に大きな声を出してチームのムード作りをしている。

「2人の存在がチームに良い影響を及ぼしているのは間違いない。試合中もあの2人が外から声を出してくれて、チームを鼓舞してくれるので2人の力は大きい」と感謝を示す。そして、チーム内の2人の存在の大きさを感じているからこそ、代表してピッチに立つ際には、「『2人の分も』という気持ちは強い」と表情を引き締めた。

(取材・文 折戸岳彦)●AFC U-23選手権2018特集ページ

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