「FC東京でサッカーをするのが夢だった」…大学経由で帰還、FW矢島輝一が見せた“東京愛”
ゲキサカ / 2018年1月14日 2時53分
言葉の端々から“東京愛”があふれ出た。中央大からFC東京に加入したFW矢島輝一はスクール生だった小学校時代から高校時代まで同クラブの育成組織に所属。「サッカー選手になりたかったのではなく、FC東京でサッカーをするのが夢だった」というブレない信念で、プロ生活の第一歩を踏み出した。
「『FC東京とはこういうものだ』と示せるように貢献していきたい」。13日に行われた新体制発表会の壇上で、背番号23のユニフォームに身を包んだ22歳はハッキリとした口調で述べた。FC東京サッカースクールに始まり、FC東京U-15むさし、FC東京U-18でプレーしてきた根っからの青赤戦士。そんな愛するクラブに帰ってくることができた喜びは、強い決意となって飛び出した。
「ゴールを決めた時にサポーターが盛り上がるところが好き」「“小平”でしっかりやっていきたい」「青赤の選手として認めてもらえるよう頑張りたい」――。クラブへの愛着は言葉の端々から感じられた。入団の経緯を問われた場面では「“東京愛”があるので、FC東京からのオファーを待っていた」と返答。チームの目標で意識するのも、もちろん「優勝」だけだ。
大学時代には「もしFC東京のオファーが来なかったら、FC東京のスクールで働こうということも考えていた」という。しかし、2年間の特別指定選手登録でJ3リーグ戦にも出場し、膝の負傷を乗り越えながら、念願のプロ契約を締結。「FC東京でプレーしたくてもできない仲間もいる。そういう想いも背負って頑張りたい」と意気込んでいる。
プレースタイルは「ゴール前での強さが売り。ポストプレーと攻撃の起点になることを第一に考えている」と自己分析。豊富な攻撃陣のレギュラー争いは白熱必至だが、「プレッシャーには感じていないし、自分は誰かと比べてやるタイプではない。プレースタイルには自信を持っているので」と強いメンタリティーで挑んでいく構えだ。
決意表明と囲み取材の中で、「自分にはピッチに立つチャンスがあるので」と何度も口にしていた。そんな言葉の裏にあるのはトップチームにたどり着けなかった仲間、ピッチの外から応援してくれるサポーターへの想いだ。「味スタで一日でも早くゴールを決めて、皆さんと一緒に喜びたい」――。愛するクラブに関わるみんなの『目標』に向かって、“青赤魂”のストライカーがスタートを切った。
(取材・文 竹内達也)
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