[MOM2421]高崎MF紋谷真輝(2年)_進学校の柱は国体全国8強メンバー。鮮烈ミドルも
ゲキサカ / 2018年1月15日 12時14分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.14 群馬県高校新人大会2回戦 高崎高 3-0 市立太田高 前橋育英高高崎G]
前橋育英高や桐生一高、前橋商高という全国区の強豪校の選手たちとともに国体を戦った実力は、伊達ではない。県立の進学校、高崎高のMF紋谷真輝(2年)は攻守において1ランク上のプレーで快勝に貢献した。
本来はボランチで、国体選抜では左SB。この日はシャドーの位置に入って攻撃を活性化した紋谷は前半26分、PAでのキープから「ボールの置き場所が悪かった。後ろにいるのが分かったので」ヒールでラストパスを通す。これをMF柿沼尚暁(2年)が決めて2-0とした。
さらに後半22分には、GKの頭上を射抜く右足ミドル。「前半に結構チャンスがあったんですけれども、決めきれなくて『力入り過ぎだ』と監督に言われたので。いつもだったら上に外していたと思うんですけれども、ボールをもらった時に言われたことが浮かんでいい感じに打てた」というシュートは、素晴らしい軌道を描いてゴールを破った。
この日はセカンドボールを回収しながら、サイドチェンジなどでゲームメークし、得意のミドル弾で試合を決めるプレーも。吉田卓弥監督が「バランスが取れる。ボールも蹴れるし、球際も強い。そして、ミスが少ないです」と評するMFは、中心選手としての役割を果たして勝利に貢献した。
昨年10月の国体では優勝候補の千葉県を破るなどベスト8進出。守備の部分を厳しく求められる国体選抜の中で、自身の意識が変わったという。また、レベルの高い選手たちと戦ったことで、「もっと上を目指せたらいい」と目標値も高まった。
関東大会やインターハイに出場するためには国体でチームメートだった選手たちに勝って行かなければならない。「一緒にやっていた選手がライバルになる。国体でその人たちのプレーを見てきたので、対戦したらある程度プレーが分かりますし、それを消したり、伝えたりできればいい」。国体で全国を体感してきたMFは、その経験を活かして日々努力し、個人、チームの目標達成に近づく。
(取材・文 吉田太郎)
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