絶好調!!2戦連発の武藤嘉紀、ドッペルパックで逆転勝利の立役者に!浅野は出番なし
ゲキサカ / 2018年1月21日 1時47分
[1.20 ブンデスリーガ第19節 マインツ3-2シュツットガルト]
ブンデスリーガは20日、第19節2日目を各地で行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでFW浅野拓磨所属のシュツットガルトと対戦し、3-1で逆転勝利をおさめた。2トップの一角で先発した武藤は2戦連続ゴールでドッペルパック(1試合2得点)を達成。ベンチスタートとなった浅野は出番がなかった。
序盤はマインツが立て続けにチャンスを迎えたが、GKロン・ロバート・ツィーラーのファインセーブで耐えしのいだシュツットガルトが試合を動かした。前半19分、右CKからゴール前で混戦となり、MFロビン・クアイソンがクリアを試みたボールがゴールに吸い込まれた。
シュツットガルトは2戦連続のオウンゴールで先制に成功。反撃に出たマインツは前半21分、右クロスから武藤がヘッド。前半42分にはPA内左で浮き球パスに反応したMFズアト・ゼルダーが頭で押し込んだ。一度は得点が認められたが、VAR判定によりその前のプレーでハンドが認められ、判定は取り消された。
それでも猛攻は実り、前半アディショナルタイムに武藤が2戦連発となるスーパーゴールで試合を振り出しに戻した。相手を背負った武藤がPA左手前から右足を振り抜くと、豪快な無回転シュートは不規則に変化。GKツィーラーが反応できずにゴールに吸い込まれ、1-1で前半を折り返した。
同点弾を挙げた武藤は後半10分にも連続ゴール。スルーパスで抜け出したMFゲリット・ホルトマンが右サイドの深い位置から折り返し、DFラインの裏を取った武藤が滑り込んで右足シュート。これはGKにセーブされたが、こぼれ球を自ら右足で押し込み、逆転に成功。武藤はドッペルパック(1試合2得点)を達成し、今季6点目をマークした。
2-1と試合をひっくり返したマインツは後半19分、ホルトマンがダメ押しの3点目。後半38分には武藤がベンチに下がった。シュツットガルトも最後の猛攻に出ると、後半アディショナルタイムには右CKをFWダニエル・ギンチェクが頭で押し込み、1点差に詰め寄ったが、反撃もここまで。3-2で逃げ切ったマインツは7試合ぶりの白星。シュツットガルトは今季初のアウェー勝利とはならなかった。
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