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[PSM]豊富な新戦力が躍動!! 昨季J2優勝・湘南が好スタート…福島も大卒新人が見せ場

ゲキサカ / 2018年1月21日 22時3分

 1-0で迎えたハーフタイム、湘南は8人を交代。DF山根視来、DF杉岡大暉ら昨季の主力メンバーに加えて、国士舘大から加入した155cmのFW山口和樹、昨季の特別指定選手登録を経て鹿屋体育大から加わったMF松田天馬らが投入された。

 対する福島も9人の交代を敢行。新戦力では、神戸から加入した20歳のDF東隼也、日本体育大からのMF輪笠祐士、神奈川大から加わったDF寺前光太、早稲田大4年時の昨季、関東大学リーグ2部で得点王に輝いたFW武颯、東山高出身のFW池田昌生がピッチに入った。

 後半は2トップを組む武とMF三橋秀平が最終ラインと駆け引きしつつ、サイドハーフが高い位置を取った福島が盛り返す場面をつくる。18分、MF橋本裕貴の突破で湘南守備陣を押し込むと、19分にはこぼれ球に反応したMF平秀斗がボレーシュート。徐々に相手ゴールに近づいていった。

 一方の湘南もJ1昇格クラブの意地を見せつけ、なかなか主導権を渡さない。後半21分、右サイドを駆け上がった山根のクロスは山口に合わなかったが、同22分、再び山根のクロスがゴール前に上がると、松田がヘディングシュート。同25分には、鈴木がPA内左の単独突破でゴールを脅かした。

 湘南は終盤、ユースから昇格したGK真田幸太、ユース所属で高校1年生のMF柴田壮介を投入し、フレッシュな陣容で追加点を狙う。すると後半39分、山口のスルーパスに抜け出した柴田がGKとの1対1を迎え、落ち着いた動きで左足シュート。これがネットを揺らし、スコアを2-0とした。

 その後は2点のビハインドを負った福島が押し込む時間が続き、終始ロングボールでチャンスをつくっていたDF鴨志田誉の突破や三橋と武のフリーランで敵陣に攻め込む。それでも最後まで集中を切らさない湘南守備陣を破ることはできず、そのままタイムアップのホイッスルを迎えた。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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