「桐光学園の名前を背負っていい結果を」MF田中雄大が高校選抜候補唯一のゴール
ゲキサカ / 2018年1月31日 21時22分
[1.21 練習試合 日本高校選抜候補 1-2 大阪体育大]
日本高校選抜候補は本来の中盤ではなく、FWでの出場となった田中雄大(桐光学園高3年)が唯一のゴールを決めた。1本目18分、田中は右サイドのスペースを突いたMF青木真生都(東福岡高3年)のクロスを頭で合わせて先制ゴール。ボランチ、トップ下や左サイドを主戦場としてきた田中は前日は慣れない右SHでのプレーで戸惑った部分があったという。だが、この日はシャドー気味の位置でプレーして結果を残した。
「FWだったので1点取れて、結果を残せたので良かったです」。持ち味でもある切り替えの速さや球際の強さを発揮していた田中は2本目に左SHとしてプレー。2点目を奪うことはできかったが、左サイドから中央へ切れ込む動きや、MF井上怜(市立船橋高2年)とのコンビネーションでチャンスにも絡んだ。
2日目までは思うようなパフォーマンスができず、欧州遠征メンバーの当落線上にいると感じていた。だからこそ、こだわっていた結果。序盤から強い意気込みを表現するようなプレーを見せていた田中は、最低限のアピールをして3日間の選考合宿を終えることに成功した。
今回の高校選抜候補の活動は、桐光学園の名前を背負って戦う“最後の機会”だ。選手権神奈川県予選決勝では0-0からのPK戦で5人目の田中がシュートを外した瞬間に試合終了。攻守に渡って目立つプレーをしていた田中だが、チームを全国に導くことができなかった。
それだけに、今回は欧州遠征メンバーに残って「桐光学園の田中」として活躍したいという思いが強い。「チームで結果が出なかった分、桐光学園の名前を背負っていい結果を出して、来年の後輩たちの目標にはなりたいと思っています」。メンバー入りのチャンスを掴むことができれば、その目標と、チームのデュッセルドルフ国際ユース大会優勝の目標を達成するために全力を尽くす。
(取材・文 吉田太郎)●富士ゼロックススーパー杯2018特集
●【特設】高校選手権2017
●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
選手権8強、NBC in 堺ユースフェスの経験で基準を上げた名古屋が予選連覇、プリンス昇格に挑む
ゲキサカ / 2024年7月22日 2時48分
-
流経大柏が求めるカップ戦で勝つ経験。NBCin堺ユースフェス初戦で堅守の名古屋を振り切り、まず1勝
ゲキサカ / 2024年7月21日 8時59分
-
町田“平河ロス”で補強急務…代役候補は? ターゲットになり得る「アタッカー8人」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月12日 7時10分
-
今年もサイドの選手が試合を決める。青森山田MF別府育真が決勝ゴール
ゲキサカ / 2024年7月8日 10時52分
-
[MOM967]同志社大FW鹿取勇斗(3年)_関西が誇る高精度キッカー、高校時代に立てなかった全国へ
ゲキサカ / 2024年7月5日 22時24分
ランキング
-
1《江川卓、1984年オールスター8連続三振》40年目の真実「あの日は肩が痛くなかった」、バッテリーを組んだ中尾が明かす「パスボールしろよ」発言
NEWSポストセブン / 2024年7月22日 11時13分
-
2日本ハム 誹謗(ひぼう)中傷の投稿に注意喚起 法的措置も視野
スポニチアネックス / 2024年7月22日 13時51分
-
3大谷翔平の144m弾より「広告に目いったわ」 日本企業の“宣伝効果”が「えげつない」
Full-Count / 2024年7月22日 10時28分
-
4ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
-
5衝撃の一発に頭抱え…“アングリ硬直”の24歳が「完全に驚嘆」 大谷特大弾の反応が話題
Full-Count / 2024年7月22日 18時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)