高校時代は浅野拓磨とWエース…福島完全移籍の今季、田村翔太「今年が瀬戸際」
ゲキサカ / 2018年1月21日 18時58分
[1.21 PSM 湘南2-0福島 BMWス]
今年にかける思いは強い。今季より湘南ベルマーレから福島ユナイテッドFCに完全移籍したFW田村翔太は「大袈裟に言えば今年でサッカー人生が変わるかという瀬戸際だと思っている」と決意を語った。
田村は四日市中央工高時代、同学年のFW浅野拓磨(シュツットガルト)とWエースとして活躍。2年時には全国高校選手権の準優勝を経験した。ただ鳴り物入りで湘南に入団するも出場機会に恵まれず、翌年より福島に期限付き移籍。16年に湘南に復帰したが、昨年は再び福島に戻った。
昨季は開幕3試合連続ゴールを決めるなど好スタートを切った田村だったが、5月14日の秋田戦で右前十字靭帯断裂および右外側半月板損傷の大怪我を負った。11月にようやく復帰したが、得点は開幕からの3ゴールのみにとどまった。
5年間籍を置いた湘南を離れる決断をした今季。ただ新天地・福島は「近道を知っているあたりで馴染んでいるのを感じる」と苦笑いを浮かべるほどの勝手知ったる地だ。開幕戦は3月11日。7年目を迎える東日本大震災があった特別な日にホームで迎える一戦とあって、「去年も同じ日でアウェーで勝ったけど、今年も勝てるように、そこに合わせてやっていきたい」と気合十分に話す。心も体も、もう福島に捧げる覚悟だ。
(取材・文 児玉幸洋)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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