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最後まで厳しさ持って戦い、攻め続けた「NIKE NEXT HEROプロジェクト」選抜。イタリア初戦を11発完勝

ゲキサカ / 2018年1月25日 13時21分

 そして21分、三原の1タッチパスから左サイドで前を向いた水野がドリブルで打開。最後は財前が左足でゴールへねじ込んだ。31分には左サイドの水野からのラストパスを今度は森が1タッチで沈めて3点目を奪う。さらに、36分にも森とのワンツーから水野が決めて4-0で前半を終えた。

 ハーフタイムには宮崎、三原、中島、中村成、上月、水野、森に代えてGK梅田透吾(清水ユース2年)、CB吉村仁志(大津高2年)、1ボランチ・佐野海舟(米子北高2年)、トップ下・中村駿太(青森山田高3年)、右SHシマブク・カズヨシ(浦和ユース3年)、左SH滝裕太(清水ユース3年)、FW平墳迅(清水ユース3年)をピッチへ送り出し、谷川が左SBにスライドした。

 後半も「NIKE NEXT HEROプロジェクト」選抜が相手を圧倒する。2分にシュートのこぼれを滝が押し込んで1点目。13分には財前とのワンツーから中村駿が右足でゴールを奪う。そして14分には右クロスのこぼれ球を財前が右足でゴール。敵将から「マラドーナのよう」という評価を受けた財前のゴールの直後にも、中村駿の折り返しを平墳が決めて8点差となった。

 ASヴィズノーヴァも気持ちを切らさずに戦っていたが、「NIKE NEXT HEROプロジェクト」選抜の猛攻はその後も止まらない、21分、平墳が単独で左サイドを破ってから左足のキャノンショットをゴールに突き刺し、24分にもシマブクのクロスをゴール前で粘った中村駿が決めて2桁得点に到達。35分には中村駿の突破をフォローした滝が、強引に持ち込んでから11点目を決めた。

 終盤、ゴール前での対応の遅れから1点を失ったことは反省点。それでも中村コーチは「修正できていたところもあったし、お互いなあなあになる訳ではなく、厳しさを持ってやっていた。いいものを作り上げようというのが見えた」と頷く。それぞれがハードワークする姿勢に加え、積極的に自分の特長を表現。堂々の内容・結果でイタリア初戦を終えた「NIKE NEXT HEROプロジェクト」選抜は、現地時間25日にイタリア全国リーグに所属するヴァレジーナ・カルチョと対戦する。初戦よりも実力上位となる相手にも怯まずに戦い、日本の高校年代最高峰リーグである“プレミアリーグ選抜”チームの強さを示す。

(取材・文 吉田太郎)

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