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“新エース”バチュアイがいきなり2発!!香川も2得点の起点となり18年初勝利

ゲキサカ / 2018年2月3日 7時0分

移籍後初戦でさっそく2ゴールと結果を残したドルトムントFWミヒー・バチュアイ

[2.2 ブンデスリーガ第21節 ケルン2-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは2日、第21節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でFW大迫勇也所属のケルンと対戦し、3-2で競り勝った。香川は左インサイドハーフで7試合連続のフル出場。3戦連発は逃したが、2得点の起点となるなど勝利に貢献した。大迫は体調不良のため欠場している。

 ドルトムントは前半15分、PA内のこぼれ球を香川が左足で狙うが、惜しくもクロスバーを直撃。3試合連続ゴールとはならなかったが、期待の新戦力がいきなり結果を残した。今冬の移籍市場最終日となった1月31日、エースのFWピエール・エメリク・オーバメヤンがアーセナルに移籍したドルトムントはチェルシーからFWミヒー・バチュアイを今季終了までの期限付き移籍で獲得。この日、3トップの中央でさっそく先発し、試合の均衡を破る先制点を奪った。

 前半35分、香川がワンタッチで左サイドに展開すると、DFジェレミー・トルヤンがドリブルで駆け上がり、ゴールライン際までえぐってマイナスのクロス。これをゴール前フリーで待ち構えていたバチュアイが左足でゴールに叩き込んだ。新しいチームメイトと抱き合って喜びを共有するベルギー代表FW。ドルトムントが1点をリードして前半を折り返した。

 ケルンも後半15分、カウンターからDFドミニク・ハインツの左足ミドルがGKロマン・ビュルキに弾かれたこぼれ球をFWジモン・ツォラーがヘディングで押し込み、1-1の同点。それでも直後の後半17分、再びバチュアイが魅せる。FWクリスティアン・プリシッチのスルーパスに反応。PA内に抜け出し、GKとの1対1から右足で勝ち越しゴールを流し込んだ。

 バチュアイの2ゴールで2-1と再びリードしたドルトムント。後半24分にCKからDFホルヘ・メレに同点ゴールを許し、2-2に追いつかれたが、後半39分、カウンターからFWジェイドン・サンチョ、香川、バチュアイとつないでFWアンドレ・シュールレにパスが渡る。シュールレはドリブルでPA内に持ち込み、右45度の位置からそのまま右足一閃。豪快にゴールネットを揺らし、みたび勝ち越しに成功した。

 そのまま3-2で競り勝ったドルトムントは3試合連続ドロー後の4試合ぶり白星で2018年初勝利。今季途中まで指揮を執っていたケルンの本拠地に“凱旋”したペーター・シュテーガー監督にとっても特別な1勝となり、これで就任後は6試合負けなし(3勝3分)と無敗をキープしている。一方、最下位のケルンは最近4試合負けなし(3勝1分)と好調だったが、5試合ぶりの敗戦で2018年初黒星を喫した。
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