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ほろ苦デビューの29歳DF…“ダガー”乾に切り裂かれる

ゲキサカ / 2018年2月5日 20時28分

マッチアップしたDFミゲル・ラユンとMF乾貴士

 今冬、ポルトからセビージャに期限付き移籍で加入したDFミゲル・ラユンのデビュー戦は、ほろ苦いものとなってしまった。

 1988年6月25日生まれで現在29歳のラユンは、1月29日にセビージャへの加入が発表されると、直後に行われたリーガ・エスパニョーラ第22節エイバル戦で先発を託され、右SBの位置に入った。そして、対面に入ったのがエイバルの日本代表MF乾貴士だった。

 左サイドに張るだけでなく、中央へと動いて細かくポジションを移し、鋭いドリブル突破を狙う乾の動きに翻ろうされるラユン。前半17分には一瞬の加速で乾に置き去りにされると、その流れからエイバルに得点を許してしまう。デビュー戦でフル出場を果たしたものの、その後も乾の後手に回って幾度となく同サイドを切り裂かれ、チームは1-5の完敗を喫した。

 スペイン『マルカ』は、セビージャ全体がエイバルの圧力に苦しめられたとしつつ、ラユンについては「“ダガー”乾に翻ろうされた。チームへの適応が十分でないラユンは、その代償を払うことになり、自身が得意とする攻撃参加もほとんどできなかった」と評している。
●海外組ガイド
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