“総附仕込み”の走りで高校選抜勇気づけるFW荒木、相手のミス誘発して決勝点
ゲキサカ / 2018年2月10日 0時41分
[2.9 練習試合 日本高校選抜 4-1 早稲田大]
走りで日本高校選抜に勇気を与えている。FW荒木駿太(長崎総合科学大附高)はチームで唯一90分間フル出場した前日の筑波大戦に続き、この日は2本目、3本目の計60分間プレー。最前線、SHのポジションで献身的なスプリントを繰り返していたアタッカーは待望のゴールも決めた。
大学生に押し込まれる時間帯の長かった2本目の30分、相手DFにプレッシャーをかけた荒木はGKへのバックパスに対して勢いを緩めること無く、長い距離を全力ダッシュ。前日から幾度も繰り返してきたスプリントがGKのトラップミスを誘う。すかさずボールをつついて奪い取った荒木は、反転しながらの右足シュートを無人のゴールに突き刺した。
平野直樹監督(履正社高)が、他の選手への“見本”として挙げたほどのビッグプレー。決勝点となったゴールを「久しぶりの得点で嬉しかった」と素直に喜んだ荒木は、連戦で誰よりもハードワークし続けている状況にも、「総附と同じなので。慣れているので大丈夫です」と意に介さなかった。
圧倒的な走力などを武器に、夏冬全国8強入りした長崎総科大附の中でも随一と言えるほどの運動量。その強みを今後も発揮して、高校選抜の勝利に貢献するだけだ。「(チームに)大分慣れてきました。明日(NEXT GENERATION MATCH、U-18Jリーグ選抜戦)も点を取れればいい。今日は失点があったので失点をなくしてゼロに抑えて勝つことをやっていきたい」。昨年のプリンスリーグ九州得点王はその献身的な走り、守備でもチームに欠かせない存在になる。
(取材・文 吉田太郎)●富士ゼロックススーパー杯2018特集
●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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