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[新人戦]浦和東のエースと認められる存在に。長身ストライカーFW小川が1得点:埼玉

ゲキサカ / 2018年2月13日 14時45分

後半4分、浦和東高FW小川翼が2点目のゴール

[2.12 埼玉県新人大会準々決勝 正智深谷高 0-2 浦和東高 西武台第2G]

 後半1分に先制点を奪った浦和東高はさらに4分、FW小川翼(2年)が追加点を奪った。FW前田祥玲(2年)が左サイドを鋭く突破。深く切れ込んでからの折り返しを背番号9が1タッチでゴールネットに沈めた。

「前田祥玲がえぐってボクがニアに行って合わせる形を練習していたのもあったので、狙い通りにいけたのがあります」と小川。チームメートがアシストした前田も祝福する中、小川は応援席に駆け寄り、控え部員たちと喜びを分かち合っていた。

 この日、浦和東の最前線でプレーした長身FW小川は武器である180cm超の高さを発揮。また前線で泥臭くボールを収める部分でも奮闘した。前日に平尾信之監督から身体を張ってキープする指示を受けていた小川は期待に応えるような動き。本人は相手の1年生CBコンビの高さに苦戦したことに首を振っていたが、指揮官は小川の奮闘を「今日は頑張ってやっていた」と評価していた。

 昨年の新人戦でゴールを連発しているFWは現在、周囲に認められるような活躍を目指している。「まだエースになり切れていない。みんなに認めてもらってエースと自分でも言い切れる選手になりたい」。スピードのあるサイドプレーヤーのクロスや、CB上原龍(2年)の縦パスなどをゴールに結びつけて、浦和東のエースと認められる存在になる。

(取材・文 吉田太郎)

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