[デンチャレ]決勝は15年ぶり関東選抜対決に決定、関西選抜はPK戦で涙:2日目結果
ゲキサカ / 2018年2月17日 17時52分
第32回デンソーカップチャレンジサッカー熊本大会の決勝は、関東選抜Aと関東B・北信越選抜の組み合わせに決まった。関東勢の決勝は第17回大会以来で15年ぶり。全日本大学選抜が参加するようになって以降では初となる。決勝は明日18日13時、大津町運動公園球技場で行われる。
大会2日目は、前日の1回戦の勝者同士の準決勝と、敗者同士の順位決定戦の2試合ずつが開催された。
準決勝第1試合では、関東B・北信越選抜が九州選抜に4-0で快勝。前半19分にMF金子拓郎(日本大2年=前橋育英高)が左サイドからドリブルで切り込んでゴールネットを揺らし先制。同26分には前日2ゴールのMF氣田亮真(専修大2年=千葉U-18)の連続弾で追加点を奪う。
さらに前半40分にはMF小野原和哉(流通経済大3年=磐田U-18)がミドルシュートを突き刺して、前半だけで勝負を決める。後半38分には途中出場のMFイサカ・ゼイン(桐蔭横浜大2年=桐光学園高)にもゴールが飛び出し、圧勝した。
準決勝もう一試合は、関東選抜Aが関西選抜をPK戦の末に下して、決勝関東勢対決を実現させた。前半5分にFWディサロ燦シルヴァーノ(法政大3年=三菱養和SCユース)のゴールで幸先よく先制した関東Aだったが、後半11分に与えたPKをFW草野侑己(阪南大3年=JFAアカデミー)に決められ、同点に追いつかれる。
しかし1-1で突入したPK戦は、守護神の小島亨介(早稲田大3年=名古屋U18)が1本目のFW和田健太郎(京都産業大3年=G大阪ユース)のシュートをストップ。関東Aは5人目で蹴ったMF中村健人(明治大2年=東福岡高)が決めれば勝ちのPKを外してしまったが、小島が7人目のMF仲原潤也(関西学院大3年=C大阪U-18)のシュートを再びストップ。最後はDF鈴木大誠(筑波大3年=星稜高)がしっかり決めて、6-5でPK戦をものにした。
5位以下を決める順位決定戦、第1試合では全日本選抜が東海選抜を3-2で退け、今大会初勝利を挙げた。前半13分にMF児玉駿斗(東海学園大1年=中央学院大)のパスカットからFW小柏剛(明治大1年=大宮ユース)が決めて先制。しかし東海選抜も直後にMF土井智之(常葉大浜松キャンパス2年=神戸弘陵学園高)のゴールによって、同点に追いつく。
ただ後半は7分にDF三国スティビアエブス(順天堂大1年=青森山田高)のクロスをMF橘田健人(桐蔭横浜大1年=神村学園高)が頭で合わせて勝ち越し。同10分には小柏のクロスをFW浮田健誠(順天堂大2年=柏U-18)が押し込む。そして相手の反撃を同37分のMF藤島樹騎也(中京大3年=星稜高)に許した1点に抑え、逃げ切った。
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