[MOM2430]大津FW奥原零偉(2年)_東京から熊本で挑戦中のFWが2発!
ゲキサカ / 2018年2月17日 21時15分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.17 九州新人大会予選リーグ 筑陽学園高 0-2大津高 宮崎県総合運動公園補助球技場]
東京から熊本で挑戦するFWが2得点を叩き出した。前半7分、大津高(熊本)はカウンターから前を向いたFW奥原零偉(2年)が左前方のFW水野雄太(2年)へパス。そのままスピードを緩めずにゴール前まで走り抜いた奥原の下へ、左サイドを突破した水野からラストパスが入る。巧みにDFの背後を取った奥原が、1タッチで先制点を奪った。
「(水野)雄太だったら来るかなと。呼んでいたら来ると思っていた。(パスを)出してから敵がボールウォッチャーだったので、裏取って決めることができました」と奥原。さらに11分には左FK後の混戦からポジショニング良く頭で2点目を押し込んだ。
身体の強さではなく、ポジショニングの良さを武器としているFWはタイミング良く中盤に落ちてボールを受ける動きで攻撃を循環させ、ゴール前で決定的な仕事をしてのけた。「スタメンになってから点取れない時期が続いていた。このまま決勝まで点取れるように」と連続ゴールへ気合十分。続く宮崎日大高戦でも決勝点を決めて九州大会で好スタートを切っている。
東京出身の奥原はインターハイで準優勝した4年前の主将、MF葛谷将平(現専修大)の背中を追って熊本で挑戦している選手だ。奥原にとって葛谷は府ロクジュニアユース(東京)の先輩で「ずっと将平さんを見ていました」という存在。先輩の存在、そして、都会ではなく、サッカーに集中できる環境を求めて熊本での挑戦を決めた。
昨年も九州の名門校でAチームに絡んでいたが、上前腸骨棘の疲労骨折をするなど公式戦での先発はゼロ。結果を出せなかったからこそ、今年に懸けている。「(昨年と比べて)シュートの意識が変わったのと、フィジカルがない分、ボールが無い時の動きが良くなりました。あとは身体をつけて一人で打開できるようになりたい。今は得点に絡んだり、チームの役に立つ仕事ができるようになってきた。自分の仕事を続けて選手権で優勝できるようになりたい」。
まだ叶っていない選手権での東京凱旋を必ず来冬に果たす。そして、中心選手としてゴールを連発し、大津を初の日本一へ。目標を達成するために、満足することなく努力を続ける。
(取材・文 吉田太郎)
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