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“3度目の正直”で決めた!! 左右ポストに嫌われたウィリアンが先制弾

ゲキサカ / 2018年2月21日 7時46分

先制点を叩き込んだチェルシーFWウィリアン

[2.20 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 チェルシー1-1バルセロナ]

 2度、頭を抱えた。しかし、“3度目の正直”で見事にネットを揺らした。注目の一戦で先制点を記録したのはチェルシーFWウィリアンだった。

 最初に訪れたチャンスは前半33分だった。自らボールを奪って左サイドのMFエデン・アザールに展開すると、前線へと駆け上がる。アザールのパスを受け、対峙したMFセルヒオ・ブスケツを一瞬の加速で置き去りにしたものの、PA外から放った右足のシュートは右ポストに弾かれてしまった。さらに同41分には後方から送られたボールのこぼれ球を拾うと、またもやPA外から強烈なシュート。しかし、右足から放たれたボールは今度は左ポストを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 2度の好機を得点に結びつけられずに頭を抱えたウィリアンだったが、後半17分に値千金の先制点を叩き込む。MFセスク・ファブレガスのショートコーナーを受けたアザールからパスを呼び込むと、三度PA外から右足でシュート。低い弾道のシュートは今度はゴールネットに突き刺さり、喜びを爆発させた。

 しかし、チームは逃げ切れなかった。ウィリアンの得点で先制したチェルシーはバルセロナにボールを保持されながらも、決定機らしい決定機を作らせずに試合を進めたが、後半30分にミスから同点ゴールを献上。左サイドからDFアンドレアス・クリステンセンが送った横パスは味方に合わずにMFアンドレス・イニエスタに拾われると、イニエスタのラストパスからFWリオネル・メッシに決められて1-1のドローに持ち込まれてしまった。
●欧州CL17-18特集

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