宇佐美右足ループで2戦連発!!2分間で1G1Aと爆発もチームは3-0から逆転負け
ゲキサカ / 2018年2月24日 6時44分
[2.23 ブンデスリーガ2部第24節 レーゲンスブルク4-3デュッセルドルフ]
ブンデスリーガ2部は23日、第24節を行い、FW宇佐美貴史とFW原口元気所属のデュッセルドルフは敵地でレーゲンスブルクと対戦し、3-4で逆転負けを喫した。9試合ぶりに先発復帰した宇佐美は右サイドハーフでフル出場し、2戦連続ゴール。1ゴール1アシストの活躍で起用に応えたが、勝利には結びつかなかった。原口は3戦連続でメンバー外だった。
試合はいきなり動いた。前半3分、デュッセルドルフはMFオリヴァー・フィンクの鋭い縦パスからFWロウヴェン・ヘニングス、MFベニト・ラマンと細かくパスをつなぎ、走り込んだフィンクが落とすと、ヘニングスが左足でゴール右下隅に突き刺した。
幸先良く先制に成功したデュッセルドルフ。前節で15試合ぶりにゴールを挙げた宇佐美は9試合ぶりに先発に復帰し、抜擢に応える活躍を見せた。前半13分、右サイドで相手のパスミスを拾った宇佐美は右足で高精度のピンポイントクロス。ファーサイドのラマンが左足ダイレクトで叩き込み、2-0にリードを広げた。
絶妙なアシストで得点を演出した宇佐美は好調ぶりを見せつける。2分後の前半15分、カウンターからDFフロリアン・ノイハウスのロングキック1本でDFラインの裏に抜け出すと、GKの頭上を抜く右足ループでネットを揺らした。
宇佐美は2試合連続の今季4点目。2分間で1アシスト1ゴールと躍動する宇佐美は前半31分にもラマンのラストパスからPA内左で決定機を迎えたが、GKとの1対1を決めきれず、ドッペルパック(1試合2得点)達成とはならなかった。
3-0に突き放したデュッセルドルフが勝利を決定付けたと思われたが、レーゲンスブルクがここから怒涛の反攻に出る。前半37分、ショートコーナーの流れからFWマルコ・グリューナーが1点を返すと、前半40分、右クロスをFWヨナス・ニートフェルトが右足シュートで突き刺し、1点差に追い上げた。
3-2で折り返した後半もデュッセルドルフは押し込まれる展開が続き、同15分にはPKを献上してしまう。レーゲンスブルクはキッカーのMFマルヴィン・クノルが冷静に左足で沈めて3-3に追いつくと、後半20分にはFWサルギス・アダミアンが逆転ゴール。デュッセルドルフは3点のリードを守れず、3-4で逆転負けを喫した。宇佐美の活躍は結果に結びつかず、チームは直近3試合で勝利から離れている(1分2敗)。
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