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試合で発揮した戦う姿勢と武器。年代別日本代表候補初選出の185cmCB長田悠里が強烈アピール

ゲキサカ / 2018年2月24日 9時46分

U-16日本代表候補CB長田悠里(JFAアカデミー福島U15)

[2.23 練習試合 U-16日本代表候補 2-1 市立船橋高]

 年代別日本代表候補合宿初招集の185cmCBが強烈アピールだ。U-16日本代表候補CB長田悠里(JFAアカデミー福島U15)は、市立船橋高戦で先発フル出場。前半に相手のシュートを連続ブロックしたほか、スライディングでのインターセプト、そして長身を活かしたヘッドでも“目立つ”プレーを続けていた。

 本人が「ビルドアップの判断が遅かったり、動きながらプレーすることが100パーセントできていなかったので改善したい」と課題を口にしたように、判断が遅れたところを市立船橋に狙われるシーンもあった。だが、「(この関東合宿で)長所は全面的に出そうと思いました」というCBは、持ち味の身体を張った守り、1対1の強さなどを強豪校相手に発揮。試合終盤には、市立船橋の猛攻をチームメートたちと身体を張って跳ね返し続け、2-1での勝利に繋げた。

 押し込まれている試合の中で強敵に立ち向かう姿勢、相手の攻撃に崩されかけても最後まで諦めずに足を伸ばしてゴールを守ろうとする姿勢を見せていたことも印象的だった。これはトレーニングで十分に示すことができていなかった部分。森山佳郎監督は「ゲームになったらかなりやれた。必死に、最後のところで何とかしたというところが多かった」とトレーニングでは見られなかったような部分も評価。そして、「リーチもあるし、身長もあるし、こういうタレントは継続して育てていかなければならないと感じましたね」と期待を寄せた。

 ドイツ出身の大型CBは、初の代表候補合宿に不安もあったという。だが、「全国から集められている。かなり上手くて自分も入れるか不安だったけれども、自分の長所を出していければ入れると思った」と手応えも感じた様子だ。今回の関東合宿メンバーでは大野榛里(SAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMYジュニアユース)と並ぶ最長身。サイズと闘争心も兼ね備えたCBはメンバーに生き残って、AFC U-16選手権やU-17W杯出場を目指す。

 目標は「世界を目指している。世界一のプロサッカー選手になりたい。できるために努力したい」。その目標に近づくためにも、課題を改善しながら特長を発揮し続け、継続的に代表チームに選ばれ続けること。そしてアジア、世界大会で活躍して自身の存在を多くの関係者に知らしめる。

(取材・文 吉田太郎)

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