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白熱の“昇格組”対決、終盤勝ち越しの湘南に軍配!! J1初陣・長崎は勝ち点獲得ならず

ゲキサカ / 2018年2月25日 4時20分

 一時は攻め込まれる場面が続いた長崎だったが、高杉、田上、徳永の3バックが安定した働きで持ちこたえると、昨季のJ2で7アシストを記録したMF島田譲の“飛び道具”で勝ち越し点を狙う。精度の高い左足からFK、CKを立て続けに繰り出し、湘南守備陣にプレッシャーをかけた。

 1-1で迎えたハーフタイム、湘南はA・ステバノヴィッチに代えてボランチにMF石川俊輝を投入。松田がポジションを一列上げた。一方の長崎も新加入のオーストラリア人MFベン・ハロランを下げ、ベンチ外のDF中村北斗と並んでチーム最多タイのJ1通算7得点を挙げているFW鈴木武蔵を起用した。

 後半は最終ラインを高く保つ湘南の裏を突いた長崎が、優位に試合を進める。7分、徳永のアーリークロスをPA内で受けたファンマが右サイドに開いてボールをキープ。クロスを相手に当てて右CKを獲得すると、島田のキックに翁長が頭で合わせ、惜しいシュートを放った。

 一方の湘南も徐々にペースをつかみ、着実なビルドアップでボールを前に進めていく。後半23分、右サイドの崩しからゴール前にクロスを送ると、田上のクリアに反応したイ・ジョンヒョプがボレーシュートを放ったが、惜しくも枠外。同27分には、左サイドを突破したDF杉岡大暉が鋭いクロスを送るも、PA内で合わせられなかった。

 勢いに乗って勝ち越したい湘南は後半29分、岡本に代えて高山を投入。負傷による長期離脱で昨季はわずか8試合の出場にとどまった快足アタッカーが右ウイングバックのポジションに入った。すると後半33分、ゴール正面20m弱の位置で菊地が倒され、FKを獲得。同35分、ふわりと壁の上を浮かせたMF秋野央樹のキックはゴールライン上で前田にクリアされたが、こぼれ球を石川が押し込み、ついに勝ち越しに成功した。

 J1で初めての勝ち点獲得が遠のいた長崎は後半36分、失点前から準備をしていたFW中村慶太がMF澤田崇に代わってピッチへ。さらに同45分、MF飯尾竜太朗を下げて188cmの長身DFチェ・キュベックを前線に投入し、ロングボール攻勢に出た。しかし、最後まで相手ゴールを割ることはできず、初の勝ち点獲得は次節以降に持ち越しとなった。

(取材・文 竹内達也)
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