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「今日の自分のプレーは納得できるものではない」敗戦に肩を落とす横浜FM遠藤渓太

ゲキサカ / 2018年3月5日 14時29分

開幕戦ではアシストを記録したが柏戦では得点に絡めず

[3.2 J1第2節 柏2-0横浜FM 三協F柏]

 横浜F・マリノスが採用した4-1-2-3の最前線、右ウイングで先発したFW遠藤渓太は、0-2で終わった敗戦を受け止めた。「受け方もよくなかったし、仕掛け方もよくなかった。最後まで自分のところで手詰まりになっている感覚があった。自分のところで勝ちきれなかったところが敗因のひとつ」。

「サイドで張って、仕掛けるのが自分の役割」だという20歳のアタッカーは、「サイドで自分が主体になって仕掛けられなかった。特に後半そうで、そこで1対2でも勝ち切る」と数的不利な状況でも打破できる力の必要性を強調した。

 それでも、チームとしてはボールを支配して押し込む時間を長くつくれた。オーストラリア代表前監督であるアンジェ・ポステコグルー新監督は、「去年に比べてかなりの変化を与え」攻撃的なスタイルへ舵を切った。「前半から自分たちのサッカーを貫いて、みんなで意思疎通できましたし、このサッカーを信じてやれた」。遠藤だけでなく、ほかの選手もポゼッションサッカーへの手応えを語っていたが、それと同時に最後の仕掛けの部分を課題としてあげていた。

 昨季のリーグ戦での先発はわずか3試合だったが、今季は開幕から2試合連続でスタメンに入っている遠藤。「今日の自分のプレーは納得できるものではない」。今季から11番を背負う、東京五輪の主力候補は、自らに成長を課した。

(取材・文 奥山典幸)
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